2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ASL SK2のシナリオ11をやりました その1

今回はアドバンスド・スコードリーダー(ASL)スターターキット#2(SK2)のシナリオ11です。舞台はシシリーです。ハスキー作戦です。今回初めて砲兵器を使います。 シナリオではドイツ軍がマップ右端から9VP突破すれば勝利です。ただし11VP以上除去されてはいけ…

『U-BOOT The Board Game』について

PHALANX社から出ているゲームです。昔コマンドマガジン日本版(CMJ)でもちょっと紹介されていました。その時から気になっていました。なんか、U-BOOTの模型を使っている。私は潜水艦が結構好きです。 たまたま目にしてので、脊椎反射で購入しました。 先に告…

アレクサンドロスはアムロ・レイに似ている(安彦良和)

私は、アレクサンドロス大王が大好きです。アレクサンドロスとみると、脊椎反射で買ってしまいます。そんなわけで、書籍やゲームなど結構持っています。今回は少しご紹介します。 オリバー・ストーン監督の『アレキサンダー』(2005)が公開されるまでは、アニ…

シナリオ11をやる前に こーひーぶれいく

アドバンスド・スコードリーダー(ASL)のスターターキット(SK)#2のシナリオ11を始める前に、今まで学んだことの復習と砲兵器の予習を行います。 まず復習です。 ①射撃グループ(FG)を作る 特に相手が石造建物に籠っている場合、1個分隊の火力(FP)4~6ではロク…

世界三大捨て台詞について

捨て台詞といっても、チンピラが主役にやられて逃げる時に吐く言葉ではありません。絶望的な状況でも、相手の降伏勧告をはねのけ、戦い続けるための言葉です。例えば・・・ 第二次大戦の末期、ドイツ軍の乾坤一擲の大攻勢アルデンヌの戦いで、ドイツ軍に包囲…

ASL SK1のシナリオ6をやりました その3

前回もドイツ軍はボロボロにされました。 何が悪かったのでしょう。そもそも、第1ターンにソ連軍に取りつかれるような配置がいけなかったのでしょうか。そこで、次は下図のような配置にしてみました。いきなりソ連軍の大群に囲まれることはなさそうです。 再…

ASL SK1のシナリオ6をやりました その2

前回ソ連軍にボコボコにされたドイツ軍ですが、初期配置を再度考えてみました。 (条件) ①3カ所の建物の防御に3個小隊(9個分隊)とLMG3にMMG1 ②ソ連軍は14個分隊(うち5分隊は第3ターン) 数の上ではソ連軍が多いですね。それに士気が高いのも注目です。つ…

ASL SK1のシナリオ6をやりました その1

アドバンスド・スコードリーダー(ASL)スターターキット(SK)#1最後のシナリオ6をやりました。 今回は、アメリカ軍AQカウンター?(まだよくわかっていない)の3へクスのうち、2つをソ連軍が支配すればソ連軍の勝利です。で、初期配置で考え込んでしまいました…

『Paolo Mori's BLITZKRIEG!』の紹介

『BLITZKRIEG』というゲームなら、なんかどこにでもありそうですが、今回のはPSGの『Paolo Moriさんが作ったBRITZKRIEG!』です。PSGという会社は、私もよく知りませんが、イタリアの会社のようです。Paoloさんはウォーゲームよりもボードゲームよりの方です…

ASL SK1のシナリオ5をやりました

今回はスターターキット(SK)#1のシナリオ5です。舞台はノルマンディです。なので、前回と変わってアメリカ軍が攻撃側です。ドイツ軍は2個小隊+増援4個分隊で、石造建物を守ります。対するアメリカ軍は、初期配置は1.5個小隊ですが、増援が2個小隊+不確定数…

ルーンファクトリー5が来たよ

ルーンファクトリーというのはNintendo Switchのゲームで、牧場物語をファンタジックにしたものです。まあ、農業をやるどうぶつの森×ファンタジーとでも思ってもらえば結構です。 で、5です。3からやっていますが、今回結構変わっているところがありました。…

『武田氏滅亡』(平山優/角川選書)を読む

前に武田信虎のことを書いた時、種本として平山氏の『武田信虎』をあげました。同じ平山氏の作品ですが、こちらは武田勝頼を主人公にしています。まあ、こちらの方が先に読んだのですが。 武田勝頼というと、世間一般では「愚将」とされていることが多いかと…

ASL SK1のシナリオ4をやりました その2

前回、シナリオ4ではアメリカ軍右翼の林からドイツ軍2個小隊が突出してきて、対応するために分隊を回そうとしたら臨機射撃で壊滅してしまいました(ドイツ軍の出目が良過ぎた)。また、左翼ではLOSが通らないために隣接され、白兵戦で除去されるという失態も…

ASL SK1のシナリオ4をやりました その1

アドバンスド・スコードリーダー(ASL)のスターターキット(SK)のシナリオを順番にやっています。今回はシナリオ4、バルジです。ドイツ軍が攻撃側です。ほぅぉっ! さてバルジですので、ドイツ軍は突破で勝利します。で、通り抜けるのはマップの辺の短い方なの…

Great War Commander(HEXASIM)について

Combat Commander(というよりGreat War Commander)は、戦術級のウォーゲームです。そのシステムとして特徴的なのは、カードドリブンであることです。特に、ダイスを振らず、カードを引いてそこに描かれたダイスの目を使用して判定を行います。この点が、今…

ASL SK1のシナリオ3をやりました

アドバンスド・スコードリーダー(ASL)のスターターキット(SK)のシナリオを少しずつやっています。前回はシナリオ2でしたので、お次はシナリオ3です。ドイツ軍vsアメリカ軍。バルジ直前のアーヘンです。 レーティング的には、アメリカ軍が火力も射程も上です…

武田信虎という人

私は持っていませんが「Space Corp」(GMT)というゲームがあります。人類の宇宙進出のゲームで、火星圏までのマップ、太陽系のマップ、太陽系外のマップと段階が上がるにつれて使用するマップを切り替えていきます。「No Motherland Without」(Compass Games)…

ASL SK1のシナリオ2をやりました

ASL SK1のシナリオ2を初めてプレイします。背景はスターリングラードです。通りを挟んでドイツ軍とソ連軍が対峙しています。 とりあえず並べてみました。お作法通り、分隊はスタックさせず。アメリカ軍のAQカウンター(?まだよくわかっていない)は目標へク…

tenkatoitsuの問題点と発展性

tenkatoitsu(HEXASIM/国際通信社)の作品は、戦国日本の合戦をフランス人がデザインしたという点でも特異ですが、そのわかりにくさはよく耳にします。このtenkatoitsuシステムの問題点と発展的意見について述べたいと思います。わかりにくいのは下記の4点が原…

ダークネビュラ(GDW/国際通信社)について

ダークネビュラはGDWのRPG「トラベラー」世界をベースにした戦略級ゲームです。タクテクス誌で付録化されたことがありますが、今回は国際通信社版でのお話です。 ゲームは老舗アスランに対するソロマニ(地球ですね)の挑戦という形で、星系を奪取していくも…

ASL SK2のシナリオ10はイタリア軍が有利? その3

Must Attackで教えてもらいましたURLのリプレイを読みました。 https://merricb.com/2014/02/17/advanced-squad-leader-report-s10-paper-army/ そこでは、ギリシア軍が約70%の成功率とされています。しかし、イタリア軍をまとめてCX覚悟で西に走らせている…

ASL SK2のシナリオ10はイタリア軍が有利? その2

さて、前回の続きです。 第2ターンのイタリア軍ですが、回復フェイズではDMになった分隊のみの回復の対象になります。7(士気値)-4(DM)+1(林)=4以下が出れば回復します(17%)。出なかったとします。 イタリア軍はひたすら西に走るので準備射撃フェイズは飛…

ASL SK2のシナリオ10はイタリア軍が有利? その1

アドバンスド・スコードリーダー(ASL)は、規模の小さい(大縮尺の)ゲームなので、どうしても細かなルールが必要になってきます。小縮尺の戦略級ならば、簡略化したルールでも大きな流れを再現できますが、戦術級ではある程度精密に現実を再現しようとする…

山崎の戦い その8

前回は攻城戦の流れを見てきました。勘のいい方は多分お判りでしょう。これは防御値が小さいところから攻めていけばいいから、展開が固定化されないか、と。勝利条件はコントロールマーカーおよび兵力スコアの全滅(その時点で終了)か、コントロールマーカ…

山崎の戦い その7

前回はセットアップまででしたので、今回は実際の動きを見てみます。 まず、チットを引きます。この攻城戦ハウスルールでは、前回で述べたように「秀吉方戦闘」、「明智方戦闘」、「回復」の3枚のチットしかありません。 「秀吉方戦闘」チットが引かれたと…

山崎の戦い その6

今回は攻城戦についてです。これに興味をひかれた方も多いかと思いますが、普通にゲームをするとシナリオ開始から攻城戦になるまでは結構かかるので、手軽に攻城戦を楽しむためにセットアップのハウスルールを作ってみました。バランスは考えていませんので…

山崎の戦い その5

前回のB2-3vsB2-2の補正値は赤-1、青0でした(突撃は使わなかった)。出目は赤7、青6なので、補正後は赤6、青6です。結果は「―」効果なし。 B2-2vsB1-2の補正値は赤-1、青-1です。出目は赤7、青9とすると補正後は赤6、青8で「a1-d1」…

山崎の戦い その4

では、具体例をば。相変わらずVASSALにお世話になります。マップを広げる場所がないのと、セットアップが面倒なのと、写真を撮るのが下手なので、VASSALのスクリーンコピーはとても便利です。 Bの池田恒興が攻撃します。動くので「進撃」です。光秀方は防御…

山崎の戦い その3

さて、ゲームスタートです。ショートシナリオではすでに両軍が対峙していますので、どちらから仕掛けるかはチットの引き次第です。 ここで、戦闘陣形は既に発動済みなので、命令ポイントを溜める必要はありません。軍勢チットを入れてしまいましょう。で、そ…

山崎の戦い その2

ルールはコマンドマガジン版に準拠します。またQ&Aは見ていませんし、他のサイト等も見ていませんので、ルールの訂正などは含まれていません。もし間違いがありましたらお詫びいたします。 マップを広げ初期配置した後、最初にやるのは「戦闘陣形」を相手…