ASL SK1のシナリオ6をやりました その2

 前回ソ連軍にボコボコにされたドイツ軍ですが、初期配置を再度考えてみました。

(条件)

①3カ所の建物の防御に3個小隊(9個分隊)とLMG3にMMG1

ソ連軍は14個分隊(うち5分隊は第3ターン)

 

 数の上ではソ連軍が多いですね。それに士気が高いのも注目です。つまり混乱無力化は難しい。第1ターンのソ連軍は9個分隊で同数ですが、それはソ連軍が戦術予備を選択した場合のことです(SSR2)。

 3カ所守るといっても、1カ所は落ちてもかまわないので、最終的にどの2カ所を守るかです。少なくとも3カ所に1個小隊ずつでは、主導権があるソ連軍に1カ所攻められ(3対9)アウトです。そして戦術予備が東から来れば前回同様一気に東側の建物に迫られますソ連軍は3カ所攻めるのではなく2カ所攻めればいいのですから。

 前回の失敗は西側の建物を放棄したことでした。第2ターンに落とされては勝ち目がありませんね。それもCXで一気に突破されましたので、ここの守りは必要です。

 また、東側の守りも重要ですが、最初から建物に張り付ける必要はないでしょう。ソ連軍がどこから攻めるか見極めたうえで、余った部隊を回す形がよいと思います。

 そこで今回の初期配置は下図の通りです。あまり突出した分隊がいないようにしました。これでどうか。

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新しく考えた初期配置

 ソ連軍としては前回より攻めにくいですね。東北の隅が攻め手になりそうですが、開豁地なので撃たれます。前回のように一気に攻め寄せるとしたらドイツ軍の最右翼でしょうか。さもなくば西から南に回っていく方法がありそうですが、時間がかかります。

 

 下図はソ連軍移動フェイズ終了時です。戦術予備を置かず、全力でドイツ軍右翼にかかってきました。また、CXですり抜けていく人たちもいます。ドイツ軍右翼は危機的な状況です。まさにソ連軍の冬季攻勢です。

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第1ターン ソ連軍 移動フェイズ終了時

 そして第1ターンのソ連軍終了時です。これはひどいドイツ軍の右翼は消滅しています(1分隊だけ近接戦闘をしていますが1対3ですので時間の問題)。ソ連軍は1個分隊が除去されていますが、それ以外は無事です。ドイツ軍は2個分隊と9-2指揮官+LMGが除去されています。ダメかな。

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第1ターン ソ連軍終了時

 今回のドイツ軍の敗因は右翼に隙間を作ったことでしょうが、さりとてB7やC7の建物辺りに回す兵力がありません。FGを形成せずに分隊をばらしても4FPですのであまり効果的な抑止になりそうにありません。何しろソ連軍の方が分隊の数が多いですから。

 流石、SK1最後のシナリオだけあって、難しいです。これはしばらくドイツ軍の配置の研究で時間がかかりそうです。なかなか大砲を撃つまでに至りませんね(SK2のシナリオ11に行けません)。

 

 沼に嵌りつつある気がしますが、でもまだ大丈夫。足首までしか浸かっていない。いつでも抜けられる。