金曜日は、寝不足や熱や頭痛などボロボロでしたが、土曜日になって熱も下がり何とか持ち直しました。
そんなわけで、ASLSKシナリオ46の続きです。
前回の結果を見ながら、ふと思ったのです。第1ターンに撃たれないんだから、ソ連軍は散開する必要ないのでは、と。なので、少し変えました。こんな風に勝手ができるのはソロプレイの利点ですね。
南(マップ上)の3人のソ連軍指揮官の下に、3個分隊ずつ付けました。また、LMGを持っている9-2指揮官は少し前に進んでいます。ここまでが変えたところ。
第1ターンにドイツ軍は少し配置転換をしました。LMGを南(マップ上)に回したのです。また、P3の建物に突出していた分隊を下げました。この位置ですと林(丘が林になります)に近いのでいきなり囲まれそうです。CX使わないと配置を変えられないのがつらい。射撃に+1DRMがついてしまいます。
第2ターンのソ連軍開始時が下図です。この後、ソ連軍は前進しますが、やはりCXの影響か、ドイツ軍の臨機射撃も防御射撃も効果がありませんでした。
第2ターンのドイツ軍開始時が下図です。ドイツ軍の1個分隊がDMになってしまっています。ソ連軍は2~3個分隊のFGが組めていますので、結構効果があります。
第3ターンのソ連軍開始時です。降雪が上がりました。これで射撃のDRM(6へクス以内+1、7へクス以上+2)が無くなります。
ソ連軍の射撃で南(マップ上)のドイツ軍LMG付き分隊がDMになっています。先にDMになっていたドイツ軍分隊に対しては8-0指揮官が移動して回復しようとします。FGを組むためにドイツ軍1個分隊を下げています。ドイツ軍、南(マップ上)が結構やばい。
そして第3ターンのドイツ軍開始時が下図です。もう、南(マップ上)は突破されています。一方、北(マップ下)はかなりの数のソ連軍をDMにしています。ここでドイツ軍投了かな、と思いました。でも第4ターンにドイツ軍の援軍も来るし、もう少しやってみようか。
第4ターンのドイツ軍開始時が下図です。北(マップ下)のソ連軍はすべて混乱状態にしましたので、手の空いているドイツ軍は南(マップ上)に向かいます。でもソ連軍はほぼ突破に成功しています。間に合うでしょうか。このターンにドイツ軍に援軍があります。
ちなみに第4ターンからはCX移動禁止です。MPhにTCに成功しないと移動後CXがついてしまい、CXがある場合は動けず混乱します。かなり無茶なルールです。
「俺は疲れた・・・誰も彼もが疲れていた・・・」
第5ターンのドイツ軍開始時です。ドイツ軍は援軍と北(マップ下)からの転戦でソ連軍を駆逐しました。ソ連軍9-1指揮官配下の分隊は逃げ場がなく昇天。その他も混乱状態。混戦状態の所にはソ連軍2個分隊+指揮官とドイツ軍1個分隊がいますが、ドイツ軍の指揮官付き部隊が3つもいますので突破は難しいでしょう。
何気に回復したソ連軍の1個分隊が北(マップ下)の方で動いていますが、これは残りのターンでは突破できません。ソ連軍の投了です。
ドイツ軍の勝因は、あきらめなかったことでしょう。第3ターンの時点でソ連軍の突破は確実のように感じられました。それでも続けていればいいこともあるようです。
逆にソ連軍の敗因は何でしょう。どう考えても南(マップ上)から突破できそうでした。どうも北(マップ下)からの圧力が減って、ドイツ軍を南(マップ上)に向かわせたのが問題のようです。第3ターンの時点で指揮官を1~2名、北(マップ上)に回して混乱状態のソ連軍分隊を回復させるべきでした。
それで考えていたのですが、X-0指揮官の使い方です。X-1、X-2指揮官は射撃補正ができますので重宝しますが、X-0指揮官は射撃補正もMC補正もありません。
では、彼らの役目とは?
指揮官がいることで出来るのは、MFを増やすことと回復させることです。DCが出てくるシナリオならMFは結構重要です。分隊単体では4MFなので、例えば道路の向うの建物にDC設置するなら道路に出る1MF+建物に入る2MFで終わりです。でも、もう2MFあれば元の建物に戻れます。
また煙幕を張るにも、隣接へクスは2MF使いますので、分隊単体では残り2MFしかありません。指揮官と一緒なら、さらに移動できるのです。
一方、回復の方ですが、今まで私は何も考えずに分隊と指揮官をスタックしていました。ところが、よく分隊と一緒に指揮官が混乱状態になり、なかなか回復できなくなることがありました。これはよくありません。指揮官は分隊とは別にしておいて、後で回復に回ればよいのだと思いました。例えば、第2ターンでドイツ軍8-0指揮官が混乱した分隊の所に行っていますし、ソ連軍も同じようにすれば北(マップ下)からの圧力をかけることができたでしょう。
ベテランの方ならこんなことを当たり前のようにやっているでしょうが、初心者は痛い目を見て少しずつ学んでいかないとダメなようです。