取り合えず、和訳中の「The Fate of ALl」と「Conquerors」と「RISK Europe」を終えたい。
本誌とゲームがバラバラのCMJとGJをまとめたい。私が死んだ時にバラバラだとそのまま捨てられそうな気がするので。
後は何かな?なんかゲームをしないとな。
「The Fate of All」(Thin Red Line Games)の和訳を進めています。日本語にすると「万人の運命」かな。その後の世界に多大な影響を与えた、アレクサンドロス大王のペルシア征服の戦略級ゲームです。このゲーム、マップが広い。ヘクスが大きいのでギリシャからバビロンまでフルマップ4枚。このスケールのマップを見ていると、ロンメルやナポレオンのエジプト遠征なんかが、アレクサンドロス大王の遠征に比べて小さい事だと思います。何しろ大王は、このマップ(東端がバビロン)よりもさらに東に行ったんだしね。インドまで入れると、大体今のマップの2倍以上の範囲になります。マップを並べて、ギリシャ側からバビロンの方を覗いてみると、ホント、遠い。そんな地理間隔が分かるので、ウォーゲームは好きです。
ネットオークションへの出品も一段落。後は少しずつ値下げしてゆっくり売ればいいやと思いました。それにしても、面白い。売れるものと売れないものが、最初の想像とちょっと違っていました。
10年以上続いている大人気のスマホゲーム。そのキャラクターなら結構需要があるんじゃないかと思っていました。が、どうやらそうではなかった。何故か。大人気なのでメーカーもたくさん作ります。なので供給過剰状態。ネットオークションで見ても同じ商品が沢山出品されています。それは売れません。
何が高く売れるのか。当然ですが、希少なものです。例えば、○○年バージョンとか言うのがその一つ。毎年別バージョンを出しているキャラクターは、年で考えると希少なものになります。ワインと同じです。ワインもどこどこ産の何年物というのが高かったりします。同じ年で別の生産地や、同じ生産地で別の年の物はそれほど高くありません。これも同じで、商品の質が違うのでしょうか、人気のある年があるようです。
まあ、とにかく、売れないものは出品してもしょうがないので、ホビーオフ行きです。それはそれで、また一つの経済活動ではないかと思います。
海軍甲事件、アメリカ側の名称ではオペレーション・ベンジェンスについての本ですが、当の事件に関しては研究書というよりは歴史小説という感じです。
全体構成としては、各章の冒頭で4月17日当日の動きを小説的に書いていて、その後に山本五十六とレックス・バーバーの生い立ちや、ガダルカナル島をめぐる陸海の戦闘について詳述しています。なかなか面白かった。
筆調としては、アメリカ側から見ているので、山本五十六暗殺について、これによってアメリが兵の犠牲が減った可能性が高いと正当化しています。まあ、原爆の正当化と同じですね。個人的には戦争なんだから勝つためには何でもありなので正当化の必要はないと思っています。正当化したいのは、心の奥で引け目があるためでしょう。でも、戦争犯罪を正当化するのは危険だと思います。
山本五十六暗殺については、トム・ランフィアが単独撃墜したと吹聴していますが、これは不可能と反証しています。私もそうだろうなという気がしました。ランフィアは政界進出(もっと言えば大統領就任)を目指していたので、自身の手柄を捏造する傾向があったようです。まあ、こんな奴が大統領にならなくてアメリカも幸せだったことでしょう。
その他、坂井田洋治による検証報告も添付されています。歴史群像に載っていたかな。2023年でも結構保存されているんですね。聖地巡礼した日本人が機体の一部を持って帰っているような気がしたんですが。
最近はスコードリーダーのシナリオ1をよくプレイしています。タクテクス創刊号の記事で「ドイツ軍の勝率95%」と豪語したテストプレイヤーがいたそうで、どうやってるんだろうかと、気になっていろいろ試しているのです。VASSALですとログを取っておけるし。でも、なぜかよく目が痛くなって長時間プレイできません。歳を取って小さい字が見にくいためか、とも思っていたのです。VSQLのIFTは拡大できないので、文字が見にくいのです。
でも違った。
プレイ中はあまり気が付きませんでしたが、どうもノートPCのモニターに、後ろにある照明が映っているようで、その光が目に良くなかったようです。後ろの照明を消すと、ちょっと暗いけど目の痛みは無くなりました。でもやっぱり小さい文字は見にくい・・・。