アドバンスド・スコードリーダー(ASL)スターターキット(SK)#1最後のシナリオ6をやりました。
今回は、アメリカ軍AQカウンター?(まだよくわかっていない)の3へクスのうち、2つをソ連軍が支配すればソ連軍の勝利です。で、初期配置で考え込んでしまいました。守るべきカ所は3カ所で、ドイツ軍は3個小隊。ソ連軍は増援(第3ターン)に北(マップ上)と東(マップ右)からやってきます(右上の角にいる人たち)。守りにくい。
そこで考えたのは下図の配置です。(多分)東からくるソ連軍は第3ターンなので、最初に北側に向かって重点的に配置しました。そして、射撃グループ(FG)を作りやすいようにまとめました。
この配置、実は大きな穴がありました。第1ターンにわかります。
ところでユニットの数値ですが、ここの所。火力6のアメリカ軍を相手にしてきたので、ソ連軍4は心が和みます。・・・と思ったら、士気8かぁ!高っ!さすが親衛。シナリオは1941年12月なのにソ連軍はやる気満々です。
第1ターンのソ連軍移動フェイズ終了時です。1個小隊にCXでスッコリ抜かれています。【(追記)この移動、1へクス多いです。Y5の道路を通らずにY6-X5と斜めに突っ切っていました。まあ、大勢に影響はなかったでしょうが。】また、ドイツ軍の左翼に配置した分隊がガッツリ包囲されています。これ、全部FGになりますね。しかも火力2倍で。頭が痛い。
第1ターンのソ連軍前進射撃フェイズは耐えたものの、白兵戦フェイズで包囲されたドイツ軍分隊は壊滅しました。ここで、ドイツ軍は右翼の小隊を中央に回します。これはミスでした。第3ターンには東からソ連軍が来るのにガラ空きになっています。
下図は第2ターン、ドイツ軍準備射撃フェイズ開始時です。すでに建物1つはソ連軍に占領されています。これはあきらめるしかないでしょう。
そして魔の第3ターン、ソ連軍開始時です。第2ターンに回したドイツ軍は間に合っていません。
そしてソ連軍移動フェイズ終了時。わらわらと目標建物に群がります。
最終的にこの建物はソ連軍に奪われ、さらにCX上等で走った部隊も白兵戦で除去されました。ソ連軍の9-1指揮官配下の分隊が南から回り込もうとしましたので、奪還どころか最後に残った中央の建物も危なくなり、ドイツ軍の投了です。
さて、ドイツ軍の敗因は何でしょう。
まず、初期配置が悪かったですね。ドイツ軍左翼の離れた場所に2個分隊+指揮官+LMGだけではちょっと弱かったようです。ソ連軍は士気値8なので、なかなか混乱しません。アメリカ軍とえらい違いです。
次に第1ターンに右翼の部隊を左翼に回し、第2ターンに右翼に回すといった無駄な移動がありました。とはいえ、この部隊を第1ターンから第2ターンに東の建物の周辺に回すなら初期配置でやっていてもよかったかも。いや、そうするとソ連軍がこちらからやってくるか。
いずれにしろ、ドイツ軍の初期配置と移動が難しいゲームです。
沼に嵌りつつある気がしますが、でもまだ大丈夫。足首までしか浸かっていない。いつでも抜けられる。