前回のB2-3vsB2-2の補正値は赤-1、青0でした(突撃は使わなかった)。出目は赤7、青6なので、補正後は赤6、青6です。結果は「―」効果なし。
B2-2vsB1-2の補正値は赤-1、青-1です。出目は赤7、青9とすると補正後は赤6、青8で「a1-d1」。
B0-2vsC2-2の補正値は赤-2、青-3(統率を青に使用)です。出目は赤7、青5で、補正後は赤5、青2なので、結果は「a21」。
下の図のようになります。VASSALなので、コマンドマガジン版とはユニットとカウンターがちょっと違います。
次にC(高山右近、木村重茲)の軍勢チットを引いて移動した場合、下図の状態から戦闘の組み合わせを決めます。
どう決めるか?
赤サイ補正の基本は、攻撃側は「兵力」のみですが、防御側は「練度+兵力」なので、結構違いが出そうです。試しに比べてみましょう。ちなみに、統率値(-2)は赤サイ青サイどちらにも使えますので、ここでは含んでいません。
高山右近vs2ユニット:赤サイ-6(数値) 青サイ+1(数値)-1(地形)
木村重茲vs1ユニット:赤サイ+1(数値) 青サイ0(数値)-1(地形)
あるいは
高山右近vs1ユニット:赤サイ-2(数値) 青サイ+2(数値)-1(地形)
木村重茲vs2ユニット:赤サイ-3(数値) 青サイ-1(数値)-1(地形)
これから、下の方がいいと思われます。いずれにしろ、この決め方はあくまで参考です。対戦の最中に素早く暗算できる人ならいいですが、私を含むそうでない方は防御側はユニットの2つの数値の合計と、攻撃側の下の数値をパッと見て(赤サイ補正)、次に防御側の●印と攻撃側ユニットの上の数字をパッと見て(青サイ補正)決めるといいかもしれません。なんか防御側の方の数字が大きそうだなと思ったら、その組み合わせをやめるといいでしょう。
「進撃」―「槍衾」の段階では明智方は防御命令にしており、「練度+兵力」で赤サイのマイナス補正を大きくできます。この時、もし明智方が攻撃命令にしているとすると赤サイは「兵力」のみの補正値なので、以下のようになります。
高山右近vs2ユニット:赤サイ-2(数値) 青サイ-2(数値)-1(地形)
木村重茲vs1ユニット:赤サイ+2(数値) 青サイ0(数値)-1(地形)
あるいは
高山右近vs1ユニット:赤サイ0(数値) 青サイ0(数値)-1(地形)
木村重茲vs2ユニット:赤サイ0(数値) 青サイ-2(数値)-1(地形)
防御命令でなければ鉄砲の出番はありませんので、より計算しやすいかもしれませんね。鉄砲は防御兵器ということでしょう。もし伊達の騎馬鉄砲隊が出てくると攻撃側にも射撃力の補正がつくのでしょうか。興味深いところです。
さて、下図のような組み合わせになりましたが、ちょうどお時間となりました。次回は攻城戦の方も見てみましょうか。よろしくお願いいたします。