ASL SK1のシナリオ4をやりました その1

 アドバンスド・スコードリーダー(ASL)のスターターキット(SK)のシナリオを順番にやっています。今回はシナリオ4、バルジです。ドイツ軍が攻撃側です。ほぅぉっ!

 さてバルジですので、ドイツ軍は突破で勝利します。で、通り抜けるのはマップの辺の短い方なので、走れば2ターンで突破できます。

 アメリカ軍は3個小隊、対するドイツ軍は5個小隊。ずるいですね。で、アメリカ軍の装備を見てみると攻撃側でもないのに火炎放射器(FT)が2つもあります。寒いから暖をとるのに使っていたのでしょうか。家ごとファイヤーとか。FTは前のシナリオで軽くトラウマになりかけています。

 それにしてもどうアメリカ軍の初期配置をしたものか。ドイツ軍の突破マップ端は中央付近の約1/2でその前面には建物があります。射線は通りません。ある程度前方配備しておいて順次下がるという感じでしょうか。そういえばシナリオ特別ルール(SSR)にはアメリカ軍の煙幕指数が増えています。防御側の煙幕の使い方をお勉強するということですか。

 下図が初期配置です。ドイツ軍の左翼側の林から抜けられるのを懸念して、8-1指揮官配下の1分隊を後ろに回しました。

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初期配置

 第1ターン、いきなり雪が降りました。画面が白いのはそのせいです。

 ドイツ軍は2個小隊を左翼林の方に回しました。アメリカ軍、やばいかも。ドイツ軍右翼では白兵戦が始まっていて、両軍とも1分隊ずつ除去されました。

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第1ターン ドイツ軍終了時

 アメリカ軍、ちょっと無理ゲーかな。

 

 ここで重大ミスが発覚。アメリカ軍のセットアップ制限のため、へクス行4以上に配置しなければならないので、8-1指揮官と分隊はここに置けませんでした。まあ、目的はI2の建物に入ることですから、こっそりI4に配置し直します。ソロプレイは、こんな融通が利きます。いやまあ、対戦プレイなら、こんな配置ミスはなかったかもしれませんが。

 

 第2ターンのドイツ軍の準備射撃フェイズの開始時です。これはもうアメリカ軍はどうしようもないかな。すでに2個分隊が除去されています。右翼も左翼も突破されそうですね。敗因はアメリカ軍右翼の林でしょう。I4に配置するぐらいならF7の建物に配置しておくべきでした。

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第2ターン ドイツ軍 準備射撃フェイズ開始時

 アメリカ軍の守り方をもっとよく研究する必要がありそうです。今回はここまで。

 

 沼に嵌りつつある気がしますが、でもまだ大丈夫。足首までしか浸かっていない。いつでも抜けられる。

 

 そういえば、射撃グループ(FG)のルールを誤解していました。複数へクスにまたがる場合、全てのへクスに指揮官がいないとだめだと思っていました。そのため、『指揮官が少ないのに複数へクスのFGなんてできないじゃん』と思っていたのです。でも、これはFGの射撃DRに指揮能力修正を使う場合だけでした。使わなければ指揮官がいようといなかろうとFGは構成できました。反省。