Zeroの思い出

 私はアクション系のゲームが苦手です。格闘ゲームだけではなく、マリオのような横スクロールも苦手です。初代のイースなどは、最後のボスが倒せなかったので、アクションRPGが得意な友人にやってもらいました。

 そんな私ですが、フライト・シミュレータだけは得意です。エースコンバットのようなジェット機もそうですが、やはりレシプロ機が好きですね。

 初めてやったフライト・シミュレータは零戦記』でした。ジョイスティックも買ってやりまくりました。170機ぐらい撃墜したと思います。そんな中で、記憶にあるのは次の2つです。

①着陸の時にフラップを下す

 最初は知りませんでしたので、いつも着陸は失敗していました。ある時、仕事で飛行機に乗ることがありましたので、着陸の時にどうしているのか見る機会がありました。ちょうど翼が見える席だったんですね。着陸の時にフラップを下していたので、「これかっ!」と思ったのです。

 こうして、私は着陸に失敗することが無くなりました。

B-29が超速い

 最後の方のシナリオだったかと思います。B-29の本土爆撃に対する迎撃戦でした。もう、タイトル通りです。1回会敵に失敗すると二度と近づけません。こちらは高高度で失速して高度を落としながら、その勢いで高度を上げて、・・・を繰り返して何とか高度を保っているのですが、B-29はビューンと飛んできて、飛び去って行きます。対空射撃も激しいし、撃ってもなかなか火を噴かない。これじゃ日本は負けるなと思いました。まあ、それでも1~2回ぐらいは落とした気がします。

 

 その他、『マイクロソフト・コンバット・フライト・シミュレータ』もやりました。こちらもジョイスティックを買いました。これはリアルさを売りにしていました。本当にリアルでした。最初のシナリオが、零戦に乗って別の基地からくる爆撃機(一式陸上攻撃機)と合流して敵の基地を叩きに行くというのですが、合流するまで延々と飛びます。リアルタイムで。まじか。

 会敵までスキップする機能がありましたが、そうすると爆撃機と合流せずに直接敵基地に行きます。

 マニュアルもすごかった。航空力学の本かというぐらい詳しかった。

 

 そんなわけで、飛行機が好きな私は、『Zero Leader』(DVG)が発売されたと聞いてついポチってしまいました。なんか、ソリティアのドイツ軍のUボートやタイガー戦車、アメリカ軍もシャーマン戦車(Patton's Best)や潜水艦(Silent Victory)などのゲームはあるのですが(イタリア軍すらある)、日本のものは全然ありません。せいぜいPacific Subのついでとかぐらい。まあ、日本は魅力的な潜水艦や戦車がないですからねぇ。

 なので、つい・・・。

 DVGのホームページを見ると、Bettyに乗ってOhkaを運ぶというシナリオもあるようで、松本大先生の戦場マンガシリーズ(私はザ・コクピットとは言わない)で私が最も好きな『音速雷撃隊』のシナリオができそうだなとか思ってしまいました。

 現在、和訳のための英語の転記を行っています。ルールのPDFがある場合は、それをWordに持ってきて、落ちているところを追加したり成型したりしてからグーグル先生に和訳してもらって、それを読み直して修正するという手順を使うのですが、今回はまだPDFがないものですので。転記は手が痛くなります。でも、一応読みますのでルールの概要を把握するのはできます。PDFではできないことです。

 読んでいて、KamikazeやOhkaがずいぶんと出てきて、デザイナーに何かこだわりがあるのかなと思ってしまいました。KamikazeやOhkaの搭乗員をこちらで指定するそうです。ちょっと嫌な感じがしました。

 いずれ、『Zero Leader』の紹介もするかもしれません。