原作井出圭佑、漫画藤本ケンシのマンガで現在4巻まで出ています。信長転生モノです。信長「に」転生するのではなく、信長「が」転生するものです。面白くて一気読みしてしまいました。
冒頭、本能寺の変で倒れた信長ですが、謎生物によって本能寺の7年前に転生します。そこで謀反人光秀をズンバラリン。すると、また本能寺の変が起こります。謀反人は勝家。さらに転生し、光秀と勝家をズンバラリン。すると今度は秀吉が・・・。
というのが最初の方で、結局は、なぜ光秀が裏切ったのかという動機について考察しています。それを回避すれば本能寺は燃えないのでは、となるのですが、現在まだ続いています。まあ、さほど真面目なものではなく、結構ギャグがあります。作画担当は女体が書きたくて漫画家になったのにおっさんばかり書いていると言っていますね。
時を戻して事件の原因を探り、殺人が起こらないようにする的なゲームは結構あります。マルチエンディングとして作りやすいのでしょう。中でも、平行世界と異世界を合わせた「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」は傑作でした。もともとエロゲでしたがコンシューマに移植され、さらにアニメ化されました。平行世界だけなら他にもありますが、さらに異世界を組み合わせたところが素晴らしい。しかも破綻していません。菅野ひろゆき氏は素晴らしいクリエーターでしたが惜しいことです。