「一の谷の戦い」のテストプレイ

 司馬遼太郎の小説「峠」が「峠 最後のサムライ」という映画になるそうです。で、思ったのです。「最後のサムライ」って沢山いるよな。玉木文之進西郷隆盛乃木希典渡辺謙ラスト・サムライ)などなど。いったい誰が本当の「最後のサムライ」なんだろう・・・。流行り立てるマスコミもいい加減だよな。

 

 さて、制作中の「一の谷の戦い」のマップとユニットが出来たのでテストプレイです。

 このゲームでは源氏側の搦手勢は塩屋/一の谷口、古道口、妙法寺川口、鵯越/夢野口に平氏側に秘密で分けてボックスに置きます。その後、平氏側がフリーセットアップします。そして最後に源氏側がセットアップします。フリーセットアップだとどのようにセットアップすればいいか分からないので、一応史実と思われる編成にしました。下図がそれです。

テストプレイのセットアップ

 今までゼネラルトラック(一番右側の0~18の数字があるトラック)が小さくてちょっと使いにくかったので大きくしたのですが、少し大きすぎた気がしないでもない。まあスペースが余っていますから。

 さてどう動くかなと思っていたのですが、やはり義経が出現する所は突破しやすいです。また、生田口も案外突破しやすいです。一方、塩屋/一の谷口はダメですね。元々平氏側ユニットが多いのでさらに難しい。とはいえ、ここに平氏側ユニットをあまり置く必要はない気がします。

 最後までプレイした状況が下図です。

テストプレイ1回目の最後

 妙法寺川口が突破されさらに古道口も抜かれています。生田口はあまり活性化数を使わなかったので限定的な突破ですが木戸ヘクスサイド(赤い線)は抜かれています。平宗盛は早々に海上に退避しています。経ヶ島ヘクスから逃げられます。

 

 何回かプレイしてみて、平氏側は水際防御よりは後方に強いユニットを置いた方が良いようでした。フリーセットアップなのでまだまだ考えられるでしょう。それはプレイする人のお楽しみに取っておかなくては。

 もう少しルールを整理したら完成です。来週にはアップロードできるかな。