文永の役は今一でした

 相変わらず増えている東京の新型コロナ新規感染者。これはもう第7波(だったっけ?)が来ているのかもしれません。

 

 マップもユニットも仕上がったので、取り合えず「文永の役」のテストプレイをしました。

 このゲームでは集団戦の蒙古と個人戦の日本の質の違いを表現したいなと思っていました。個人戦と言っても、もちろん一騎打ちの様なものではなく、個々の武士団による戦いと言う意味です。「やあやあ、我こそは」と言った源平以前の一騎打ちはなかったと思います。

 さて、ルール上、蒙古側は活性化した際にユニットグループ(基本3ユニット構成)が移動し、ついで個々のユニットが戦闘します。これにより連携DRMが付きますし、連続して攻撃できるので、日本側の1ユニットに3ユニットでかかれば除去確率が高いのではと思ったのです。具体的には最初の戦闘では+1DRM、日本側が混乱すれば+2DRMが付くようにしました。

 で、プレイしてみたのですが、最初こそ思った通りに動いたのですが、まあ日本側のダイスがよかったのもありますが、日本側は右翼に戦闘力5(最強)の3ユニット(少弐景資菊池武房、朽井光影)を投入して蒙古側左翼を蹂躙しまくって、蒙古側の敗北。蒙古側は戦闘力3なので、3ユニットで攻めると+4DRMが付くという凶悪さ。

 少弐景資劉復亨を討ち取っていますし、菊池武房は先陣を切っています。朽井光影は義経流の使い手。なので日本側の武士団は戦闘力4に対して5に設定しています。日本側の戦闘力4については、個々のユニットでは蒙古側より強いと思われますので蒙古側の3に対して適切かと思っています。蒙古側は集団戦で日本側を圧倒できるようにと思っていました。が、案外集団戦での討ち取りは少なかった。

 下図は初期配置(フリーセットアップ)です。

初期配置

 日本側は開始線に沿って一列に、蒙古側は上陸海岸にセットアップします。上陸海岸後方にはバートルと呼ばれる上陸用舟艇があります。蒙古側は活性化を使って上陸させます。

 そして、終了時です。

終了時

 蒙古側左翼は壊滅しています。右翼は結構乱戦になっていますが。中央でサドンデス狙いで日本側の大将少弐資能を襲いに突出しましたが囲まれています。

 蒙古側右翼はよかった・・・。それでも日本側の武士団がまとまって接敵していますので、今一つ集団戦の効果が出ていません。ユニット数の問題だろうか・・・。

 もう少し考えないといけません。