100分de名著「シャーロック・ホームズ スペシャル」

 観ました。4話連続。

 新発見的なものはありませんでしたが、「犯人を見つけて終わりではない」という伊集院光の言葉にはうなずけるものがあります。というのも、常々思っている事があるのです。推理系のゲームで、1回プレイしたら終わりというものが良くあります。「Qシャーロック」とか。こういったものを何回もプレイするとどうなるのかと考えるのです。推理小説や推理マンガ(金田一少年とか好きです)は、実は何回も読みなおしたりします。では、ゲームでは?何回もプレイするという事はありません。何が違うのか。やはり、単に「犯人を見つけて終わり」というのとは違う、ドラマがあるという事だと思うのです。だから金田一もの(少年ではない方)は何回も映画やテレビになるのでしょう。そういう意味で、何回もプレイできる(犯人が変わるとかではなく)ゲームというのはすぐれているのではないかなと思うのです。まだ見たことありませんが。

 それと、推理物が流行るというのは平和な証拠だという意見もありました。推理物は戦争などで身近に死がある場合なんかでは、確かによく読まれたりはしないでしょうね。