水星の魔女の最終回

 取り合えず観終わりました。

 いろいろ新機軸があってよかった気がします。まさか主人公と主人公メカが戦うとは。主人公メカが大破するのはありましたが(鉄血のオルフェンズとか)。最後にタイトルが歌詞の一部だというのもいい感じです。人気があったのでしょうか。バンダイの売り上げもすごいことになっているそうな。

 そういえばお米からプラスチックを作る会社の事を講演で知りましたが、バンダイもこういった素材にしないのでしょうかね。結構な量になる気がしますが。このお米は食べないものなので、味は関係ないとか。東日本大震災津波被災した田んぼとかは美味しいお米がとれないそうです。元の味にするには数年かかるとか。そういった田んぼを生き返らせるために食べないお米を作って、プラスチックにすればいいのでは、とも思います。ガンプラ等のプラモデル素材にするには量が足りないかな。

 それにしてもデータ空間に人間の魂とか記憶とかをコピーするという物語は結構ありますが、本当にそれが可能なんでしょうかね。記憶というのは映像なんでしょうか、画像なんでしょうか、テキストなんでしょうか。それとも複合体なのか。こういったものはコピー可能だとは思いますが、魂は無理ではと思うのです。魂は新しい記憶を取り込んでいくものですが、それは経験がないとダメだと思います。なので、インプットが無いとデータ空間に魂を再現することは不可能でしょう。なので、水星の魔女の最後に出てきた死んだ人達は、多分有り得ない。もし、それを言ったという記憶があれば再生(リプレイ)できるかもしれませんが、新たに言葉を作り出すことは不可能でしょう。そんなわけでナラティブはあまり面白いとは思いませんでした。まだ閃光のハサウェイの方が面白かった。それでも何か蛇足感がありますが。