「The U.S. Civil War」(GMT)のシナリオ1「1861年シナリオ」をプレイしていますが、初手から何をやっていいのやらわかりません。
東部戦線は、マナッサスとハーパーズフェリーで両軍が対峙しています。が、兵力は同じですが塹壕などで手が出しにくい。
西部戦線は、中立州のケンタッキーが両軍の間にあって、手が出しにくい。ケンタッキーに侵攻したのと反対の陣営にケンタッキー州はなってしまいます。なので、どちらからも侵入しにくいのです。
トランスミシシッピー戦線は、兵力が薄い。まあ、一応動かせますが、前進しすぎると逆に後ろに回り込まれそう。
第1ターンは3アクションサイクルがあり、各アクションサイクルは両軍が振った1D6の差だけアクションができます。平均的には1アクションサイクルで3アクション。なので第1ターンは両軍とも平均的に9アクション可能です。そんなにやることがない・・・。
第2ターンになると兵力も増え、かつ将軍も来ますので動きやすくなります。特に北軍は「Naval」カードが来れば水上侵攻が可能になりますので、アナポリスに3SPとバーンサイドを置けば沿岸要塞を攻撃できます。そして、沿岸要塞を奪取できれば対岸の港から内陸に侵攻可能です。南軍はこれに対抗しないといけませんが、どこに上陸してくるかわからないので、どうしても後手に回ります。そうすれば少し面白くなってくるのですが・・・。
それより前の段階が、何をやっていいのかわかりません。
まあ、ヒストリカルにプレイするなら第1次ブルランの戦いをやって北軍がボコボコにされるのでしょうが。特別ルールで、第1ターンに北軍がマナッサスを攻撃したら、鉄道を使って石壁ジャクソンが2ヘクスの距離を救援にやってきます(ふつうは不可能な移動)。そうすると兵力が北軍4に対して南軍6、将軍の修正値が北軍0に南軍+2、塹壕効果でさらに+2。つまり北軍は4SP欄で1d6の出目のまま。南軍は6SP欄で1d6+4。北軍は1SPヒットの確率が2/3なのに対し、南軍は確実に1SPヒットが可能で、2ヒットの可能性も2/3あります。勝敗は損害の大きさで決まりますので、大体北軍が敗北します。まあ、余り北軍が採りたいアクションではありません。
ま、南北戦争の1861年のターンは大体こんなものでしょうから、1862年から始まるGJ南北戦争は正しいと言えます。The U.S. Civil Warも練習シナリオと思った方がいいのかもしれません。