The U.S. Civil War 1861年シナリオ 東部戦線

 The U.S. Civil Warの1861年シナリオの冒頭、北軍が主導権を握りアクションサイクル数が3以上ある場合の北軍の移動について考えました。肉を切らせて骨を断つ作戦です。

 初期状態は下図です。

1861年シナリオのセットアップ(東部戦線)

 まず最初に、McDowellが4SPとともにマナッサスジャンクションを攻撃します。

McDowellの移動

 特別ルールにより、Jacksonが2d6で5以上出せば鉄道迎撃でマナッサスジャンクションに応援に行けます。ここが肝なので、成功したとします。

Jacksonの鉄道迎撃

 昨日書いたように、このマナッサスの戦い(ブルランの戦い)はでは北軍4SP、南軍6SP。DRM北軍0、南軍+4です。北軍が5以上(1*)、南軍が1(1◇)を出した場合は北軍が勝利しますが、それ以外は引き分けか南軍の勝利で北軍アレキサンドリアに撤退します。

McDowellの敗北(ブルラン戦)

 残り2アクションです。ここからが肝です。ボルチモアにいる2SPを鉄道移送でハーパーズフェリーに動かし、ハーパーズフェリーにいるPatterson+3SPをストラスバーグに動かし塹壕を掘ります。

Pattersonの移動

 かくして、南軍のBPヘクスが1つ減ります。次の南軍のアクションサイクルでは、ストラスバーグ奪還のために軍を動かさないといけないでしょう。が、3SPと+3DRMです。一気に奪還とはいきません。マナッサスにも部隊を残さないといけませんし。

 肝はアクションサイクルが3以上あることと、Jacksonの迎撃が成功することです。確率は低くはないですが、もし万が一、Jacksonが来なかったり、マナッサスで北軍が勝っちゃったりしたら。まあ、頭を掻いてごまかすさ。

 

 まあ、Jacksonが1SP残して迎撃に出る可能性もありますし、ストラスバーグの北軍の補給が切れるかもしれませんし。もう少しルールがきっちり把握出来ていないと、どこかに穴があるかもしれません。