あまりゲームに興味のない人は、同じようなゲームを見てこんな事を言います。それに対する反論を考えてみました。
例えばバルジのゲームはいろいろ出ています。中には戦略的な視点から見たものや局所的(バストーニュとか)のものもありますが、作戦級なら概ね白地のマップに緑の森、マップの端には川が流れているといった、似たようなマップになります。まあ知らない人から見ると同じものに見えますよね。これは違うゲームだと主張しても余り効果はありません。
なので、やり方を変えてみます。
相手が料理が好きな人なら「何でいくつもレシピ本を買っているの?一冊でいいじゃない。似たような料理なんだから」と返します。
新選組が好きな人なら、「『新選組始末記』だけじゃダメなの?何で『燃えよ剣』とか『壬生義士伝』も読むの?」と返します。
その他「何で同じようなかばんを買うの?」、「何で春になると似たような服を買うの?、「何で毎年水着を買い替えるの?」etc.
同じテーマのゲームでも、デザイナーが違えば表現している事が変わります。いや、同じデザイナーで同じテーマですら変わることがあります。これは、多分ゲーマーでないとわからないことなのでしょう。なので、ゲームに興味がない人に対して、ゲームを基準とした反論をしても無意味なのです。なら、相手が興味を持っていることを基準にした方が納得させやすい。
でもそれが効かないことがあります。第2版とかデザイナーズ・エディションとかいう奴です。何しろボックスアートが同じですから。それどころか『第三帝国』みたいに第3版と書いてあって第4版のルールブックが入っている奴すらあります。そんな場合は、こう言うのです。
「間違って同じものを二つ買っちゃったんだ」
あ、そんな冷たい目で見ないで。クセになるから。