雑誌の付録ゲーム

 ちょっと思い立って、ウォーゲーム雑誌の整理をしています。そんなことやっていないでプレイしろよという話なのですが・・・。

 それはそれとして。(棚の上にこっそり隠す)

 で、最近マイブーム(死語?)な第一次世界大戦西部戦線のゲーム、その名も『シェリーフェン・プラン』が季刊TACTICS7号にあるのを見つけました。こんなところにプレイアブルなゲームがっ!とか思ったのでした。まあ、季刊TACTICS7号といえば、廃刊直前号なので、ゲームの完成度はどうなのかなとか思いましたが、ちゃんと研究記事が載っていたので問題ないと思います。

 そこで、ふと、雑誌付録ゲームってどれぐらいあるのかなとか気になってしまいました。ちなみに「雑誌付録ゲーム」の定義は、雑誌とは別にマップや厚紙カウンターが付いて「いない」もので、雑誌単体だけでルール、マップ、カウンターが揃うものです。モジュールで、他に本ゲームがないとプレイできないものは除きますし、カウンターが別になっていて雑誌にカウンターリストがないものも除きます。

 これが、意外にたくさんありました。

 そして、もったいないなあと思ったのです。

 思えば、私が最初にプレイしたウォーゲームはTAC誌2号の「シェルブール攻防戦」でした。その後も、こういった「雑誌付録ゲーム」は、お小遣いをためてボックスゲームを買う合間にプレイするゲームとして、とても役に立ちました。アイラウ、ボロジノ、ブル・ラン、ドイッチラントウンターゲルト・・・何もかも懐かしい・・・。

 こういったミニゲームは、初心者向きですので、入門者がお高いボックスゲームを買う前に、只か安い値段で「ウォーゲームってどんな感じ」というのを試すのにもってこいな気がします。なので、こういったゲームを一か所に集めて、公開するようなホームページとか作れないものでしょうかね。版権は出版社かデザイナーにあると思うのですが、ゲーマーのすそ野を広げるためには必要なのではないかという気がします。PCゲームやファミコンゲームなんかも安い値段で古いゲームを公開していますし。