東京の新規感染者はまだまだ8000強。ほとんど横ばい。しかも300とかの横ばいじゃありません。緊急事態宣言しなくてもいいのでしょうか。
ロシア正教会の総主教がウクライナ侵略を支持しているそうな。「ここには信仰などない」「だが、権力があります」というボトムズのセリフが思い浮かびます。
さて、昨日のパラレルワールドは置いておいて、正史では以下のような状況で第2ターン目(第4ゲームターン)を迎えました。トランス・ミシシッピー戦域では北軍のカーチスが少し押しています。ミシシッピー戦域では北軍のシャーマンが、ポープを破った南軍のボーリガードを押しています。で、東部戦域では、バンクスをさらに撃破したリーがゲティスバーグまで進みました。このハーパーズフェリーの戦いでは、リーが無茶苦茶強く、毎ラウンド2ステップ損害を与え、わずか3ラウンドでバンクスの3ユニット(6ステップ)を撃破しました。南軍の損害は0です。鬼か?
そんな今一な北軍ですが、海岸要塞は3つも落としました。
ちなみにルールでは「海上要塞」と「海岸要塞」という言葉を使っていますが、同じ意味です。でも「海上要塞」ってなんか変ですので、「海岸要塞」に統一したらいいと思います。こういった用語の混乱も惜しいと思う理由の一つです。
第2ターン目の展開ですが、ミシシッピー戦域ではグラントが前進し、コリンスにいたジョンストンをグラナダに押しやります。グラントはさらにグラナダに進むこともできましたが、チャタヌーガにいるスミスによって連絡線を切られるのを恐れてコリンスにとどまりました。地道が一番。
一方、メンフィスのボーリガードはシャーマンに挑みますが敗退しました。
さて、東部戦線です。ゲティスバーグにいたリーはフィラデルフィアを落とします。
さらにフィラデルフィアからピッツバーグへ転進し、ここも無損害で落とします。
バンクスがリーの連絡線を切りにハーパーズフェリーを抑えにかかりますが、さらにホィーリングに移動したリーがここを占拠したので、クロスキーズ→ビバリー→ホィーリングと連絡線が通りました。これでバンクスの行動も意味がなくなりました。
また、リーはシンシナティも落とします。ここで初めて1ステップロスしました。とはいえ連絡線が通っていますので、次のターンには回復可能です。
最終的には下図のようになりました。前ターンにワシントンに移動していたマクレランが半島戦役を開始しました。リーが北で頑張っていますが、リッチモンドが危ない。ここが落ちればサドンデスです。シンシナティからリッチモンドは、さすがに遠い。南軍は河川移動を使えないので、リーがリッチモンドに戻るのに2回の移動が必要です。これからどうなることやら。
そういえばもう一つこのゲームが惜しいと思うのは、戦に負けても昇進することです。指揮官の負傷チェックと昇進チェックは同時に行うので、負け戦でも昇進する可能性があります。実際にありました。この辺は別々にするか、ダイス修正を入れるかした方がいい気がします。
また、補給切れの戦闘の場合、相手方が倍の数のダイスを振れるというルールですが、補給切れの方に影響が出るのではなく、相手側の方に優位があるというのも変な感じです。むしろ補給側のダイスの数を減らす方が普通の対応ではないでしょうか。
連絡線・補給線についても、鉄道末端から道路を経て、さらにその先の鉄道に通るのかどうかが不明です。今回はリーに対して通してしまっていますが。
このゲーム、まだまだデベロップの余地があります。