『南北戦争』(グレイグ・L・シモンズ)

 最近アメリ南北戦争に興味が出てきたのですが、「そういえば、昔、本を読んだような・・・独立戦争の方だったかな?」とか思って調べたのでした。蔵書リストには『南北戦争 49の作戦図で読む詳細戦記』(グレイグ・L・シモンズ/学研M文庫)がありました。一時期、蔵書をエクセルでリスト化していたのですが、大量に処分した時にリストを更新していなかったので、もしかしたら売却したかもと思いつつも、積んである本を手近な所から調べたらすぐに出てきました。GJといい、もしかしたら南北戦争に縁がある?

 この本は南北戦争の各々の戦いについて作戦図に簡単な説明を付けているものです。個々の戦いはよくわかりますが、戦略についてはちょっと薄いです。私は1862年に何故リーがワシントンを攻めなかったか、とか戦略について知りたいと思っています。やっぱゲームをやった方がいいのかもしれません。

 こういった個々の戦いと言えば『兵法ナポレオン』(大橋武夫/マネジメント社)を思い出します。ウォーゲーマーになった最初期の頃に購入したもので、ナポレオンの個々の戦いが結構わかりやすく書かれていました。こちらも戦略はあまり書かれていませんが、それらはタクテクスの連載記事で把握できていましたね。

 ちなみに学研M文庫はもう廃刊になったのですね。いい本が揃っていたので残念です。