ベルセルク41巻を読んで

 おぉぉぉぉ、そこで終わるかぁぁぁ!

 もう、この続きを読むことはありません。悲しい。『グイン・サーガ』のように小説なら別の人が書き続けることもあるでしょう。とはいえ、グインはなんか変な展開になっているようです。まあ、続きを書いている人が出した新キャラは、その人がかわいいと思ってしまって旧キャラより活躍したりするのは致し方がない。そんなこともあろうかと、グインは栗本薫が書いたところまでしか読んでいません。

 マンガの方は絵がある分、小説より他の人が続けにくいと思います。たかもちげんが亡くなった後を引き継いだアシスタントの人の絵も、やっぱり少し違和感があった。とはいえ、『ベルセルク』は劇画調なのでさすがに無理でしょう。それに最後までのプロットが残っていない限り、三浦健太郎が考えていたストーリーにはならないと思います。伏線の回収も難しいでしょうし。やっぱり誰かが続きを描くとはいかないでしょうね。

 劇画調とはいえ安彦先生の絵柄はトニーたけざきが引き継げそうですが。なにしろ、安彦先生自身も「こんなマンが描いたっけ?」とか思うレベルですし。

 ああ。残念。あとは「あなたの心の中で」とかいうパターンか。私は登場キャラみんなに幸せになってほしいのですが。

 『ベルセルク』との付き合いも、アニメのころだからもう24年。当時好きだった平沢進が音楽をやっているのと「ベルセルクバーサーカー)」というのに引かれてアニメを見始め、ハマってマンガも読み続けてきました。ゲームも全部買っている。ガッツやグリフィスのフィギュアも買った。それももう終わりですか。まあ、アニメの方はまだ原作の途中なので続きを作るかもしれませんが。