始末の「始」は既に書いています。
さて、続きですが、第1ターンが終了したところが下図です。
ひどい絵ズラです。アメリカ軍右翼はまあ相打ちみたいな感じですが、左翼はひどすぎる。アメリカ軍2個分隊で石造建物を落とそうとしましたが、DMになりました。その後、第1ターンのイタリア軍ターンで、C調なイタリア軍に追撃を受けています。イタリア軍は、敵が弱いと強気です。このままですと、このアメリカ軍2個分隊は盤外に放り出され、イタリア軍はまた石造建物に籠ることになりそうです。これはアメリカ軍の投了か？とも思いましたが、前回のシナリオをやった時に「あきらめちゃダメだ」と気が付いたはずです。
要するにDMになっている2個分隊が奇跡的にRPhで回復し、追撃中のイタリア軍をボコる。まさにポパイとかハルクとかアメリカ人好みのドラマが展開できます。・・・。まあ、松本零士大先生も「戦場マンガシリーズ」でおっしゃっていますが、「自分の弾だけが当たり、敵の弾が当たらないのは、ハリウッド映画の中だけだ」。こんな奇跡に期待するようでは、頭の中お花畑のアメリカ人になってしまいますのでダメでしょう。
冗談はさておき、現状、中央では攻勢に出ています。元々、両翼から進撃し、中央にイタリア軍を集めるようにしようと考えていたのですが、両翼に回す兵力が少なかったのが原因です。中央突破の形になってしまっています。
とりあえず、左翼には1個小隊を回し中央で圧力をかけましょう。右翼はほっといても回復するでしょう。
下図は第2ターンのイタリア軍開始時です。1個分隊をCXで急行させますが、間に合わない感じです。右翼は持ち直しています。また、要塞化されている中央の石造建物に10-3指揮官＋1個分隊が取りついています。ここは統制状態のMMCがいなければ入り込めます。
ところで、ロの字型の石造建物にいた8-1指揮官+1個分隊+DCですが、イタリア軍ARTを潰そうと接近したところ周囲から猛射撃を受けて1個分隊がKIA、指揮官負傷となりました。たぶん、新任で戦場を知らない少尉が、経験豊富な10-3大尉の「慎重に行け」という助言を聞かず、ロの字石造建物が簡単に落ちたのでイタリア軍をバカにし、いい気になって突撃して自分は負傷、少尉を守ろうとした分隊が壊滅、といったドラマが展開したのでしょう。こういった少尉って、ハリウッド映画でもよく出てきます。・・・8-1指揮官が戦場を知らない新任少尉ってのも、なんか違和感がありますが。
下図が第3ターンのアメリカ軍開始時です。やっぱり左翼は間に合いませんでした。
そして、RPhが終了した時点では下図のようになっています。中央のイタリア軍は壊滅状態です。7-0指揮官の下には2個分隊が混乱状態でいます。要塞化された石造建物はがら空きです。残り3ターンです。
結局、始末の「末」もついていません。残りはWebで！
（追記）
