ASL SK2のシナリオ16をやりました その1 初期配置の検討

 今回は、ドイツ軍対自由フランス軍、ですが自由フランス軍のユニットはないのでイギリス軍で代用です。自由フランス軍の1半個分隊+9-2指揮官+鹵獲MMGが立てこもる石造建物を包囲しているドイツ軍に対し、自由フランス軍の増援がやってくるといった感じです(背景を読んでいない)。増援の自由フランス軍は12個分隊、一方のドイツ軍は8個分隊。ドイツ軍の配置をよく考えないと、アッと言う間に飲み込まれそうです。

 下図はパッと見で考えた初期配置です。AQマーカーが置かれているマルチへクス石造建物が自由フランス軍の目標です。緑のAQマーカー2つのうち1つに立てこもった自由フランス軍を配置します。この建物はTEM+4になります。今回は中央にしました。

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初期配置

 ドイツ軍の勝利のためには、AQマーカーが置いてある6つのマルチへクス石造建物のうち3つを支配していないといけません。4つ取られると負けです。

 ・・・マルチへクスの建物の支配って、全部のへクスに敵がいず、最後にいたのが自分なら支配でいいのでしょうか。つまり建物を半分ずつ占拠していたり、どっちかで混戦(Melee)状態ですと、その建物を支配していないと。なら、ばらけて生き残り続ければOKでしょうか。あ、混乱状態だとダメか。

 今回のドイツ軍の砲もM値が白丸なので建物に配置できます。しかし、建物配置はTHDRM+3、CA変更後は通常の2倍という制約がありました。知りませんでした。また、操作班は75L(J3)を動かせます。20LのAAは動かせません。よく考えると対空機関銃(AA)なのに建物の中に配置していいのだろうか。まあ、屋根の上にでも配置しているのでしょう。最も、今回はTHDRMがあるので建物の中に配置しませんでした。

 ドイツ軍の8-0指揮官と9-1指揮官の所に4-6-7分隊+3-8LMGがいます。この建物はいずれ放棄します。最終的に守るのは左下の3つ。でも、よく考えると、右上の3へクス建物の方が占拠し続けるのが楽でしょうか。へクス数的に。

 4-4-7×3と4-6-7の合計16FPで自由フランス軍9-2指揮官の所の部隊を潰したいと思います。NMC以上の確率はTEM+4なので6以下の出目(41.7%)。少し分が悪いです。しかも9-2指揮官の上2-4-8と士気が高い。まあ、鹵獲MMGを壊してくれればいいのですが。いずれにしても積極的にこの建物を取りに行くのは無謀でしょう。TEM+4だし。ただ、9-2指揮官は嫌ですね。増援と合流するといやらしい存在になるかもしれません。

 言い忘れていましたが、雨が降っているらしく煙幕は使えません。6月なので麦畑は繁茂していますが、多分、このシナリオでは関係ないでしょう。

 

 このセットアップで気になるのはドイツ軍の8-0と9-1指揮官ですね。両方とも7FPで射程は6あります。とはいえ、ワラワラと来られると対処しきれず飲み込まれるかもしれません。とはいえ、このラインに部隊がいないと、すぐに合流されるだけでなく目標の建物が3つも取られてしまいますね。

 

 自由フランス軍は配置可能なへクス列の最前線に並べました。速度が重要です。石造建物は固いので(TEM+3)時間がかかります。火炎放射器(FT)があれば・・・。

 

 結局このまま始めることにしました。

 

 沼に嵌りつつある気がしますが、でもまだ大丈夫。足首までしか浸かっていない。いつでも抜けられる。