相変わらずシナリオ1をプレイ中です

 「戦闘指揮官」のシナリオ1で、タクテクス誌創刊号に乗っていたリプレイの初期配置を使用してみました。もともとこのシナリオには余り配置の自由度はありません。せいぜい、ソ連軍はN4の建物だけ、ドイツ軍はF5とK5とM7の建物だけです。さらに、ソ連軍と、ドイツ軍のM7の方はあまり考える余地がありません。

 以前から私の初期配置は分隊をばらすことでした。1ヘクスに分隊をまとめて配置してはいけない。そう教わったのです。射撃で火力をまとめるなら、射撃グループを作ればいいと。F5もK5も分隊をばらしていました。そして悲劇が起こりました。F5、H5の分隊がまとめて昇天。J4、K4も同じ。ソ連軍の最初の準備射撃期にです。その後、ソ連軍は突撃期に悠々と道路に出てきます。

 タクテクスの初期配置はLMGを2つまとめて1個分隊に配置しているところです。そういえば2個のLMGは分隊火力を損なわずに射撃できるのでした。LMGって火力が低いのでまとめた方がいいのでしょう。ただ、全体として分隊をまとめています。そして、第1ターンの準備射撃期にはあまり撃たれないような感じです。

タクテクスの初期配置

 ところで、N5とM9の間のLOSですが、VASSALモジュールですとM7の建物の角に引っかかっているような感じです。ボードでは引っかかっていないようです。この辺り、どうしてもバージョンなどの違いが出てきます。今回はLOSは通らないとしました。ちなみにほかにもありましたが、建物の角を通るならLOSは通らないとしています。ただ、そうするとドイツ軍のHMGって活躍の場がないんですよね。これをうまく活用する方法を考えなくては。移動力はHMGで-2になりますが指揮官の+2があるので±0。つまり4MPで運べます。するとF5の建物の方に持って行った方がいいのかも。やはり親衛赤軍が脅威ですから。親衛赤軍は射程が2なのでアウトレンジで叩くのがいい気がします。

 

 それはさておき。

 取り合えずタクテクスの初期配置でプレイしてみました。・・・やっぱダメじゃん。最初の準備射撃期でH5とJ4の分隊が潰されます(broke)。うーん。ちょっと確率計算してみよう。

 H5の方は、ソ連軍の火力合計18でCRTは16列。TEMと指揮官の差し引きでDRM+1。それで生存率を計算したら、44%・・・。やばいな。では2個分隊いたとしたら、61%。悪くはない。KIAもあり得ますが、8%です。西側が1個分隊と指揮官でちょっと心もとないけど、まあ何とかなるか。

 ちなみにJ4の方は生存率は77%もあるので、大丈夫なはず。前は大丈夫じゃなかったけど。取り合えず、これで再度プレイ開始。

 いきなり以下のようになりました。

変更した初期配置とその結果

 ぐはぁ!

 もうこうなったら、F5はみんな一緒にいればいいじゃない。ついでにJ4の方も下げる。「みんないっしょだよ!」作戦です。ちなみにH5にいるとJ2から撃たれるのでG6に下げます。これならMMG4火力しか使えません。生存率については、指揮官がbrokeするかどうかで変わるので面倒ですが、取り合えず3ユニットいれば最低1ユニットが生き残る確率は71%です。何とかなるでしょう。

「みんないっしょだよ!」作戦

 さあ、再プレイ。ソ連軍が準備射撃を行います。G4からG6へ射撃。出目は2と1。DRM+1で4。結果はKIA・・・。呪われている。

そして、誰もいなくなったF5建物

(追記)

 じゃあ、もう、最初から撃たれない場所に配置したら、こうなりました。

第1ターン ドイツ軍回復期

 やっぱり呪われている。ダイスの神様に。