リプレイの解説者(コメンテーター)

 「戦闘指揮官」のルール21章まで読み終わりましたので、シナリオ1をプレイしようかと思いました。

 マップをBeyond Valorの物と比べてみたら、やっぱり印刷技術の違いでしょうか、線のシャープさが違います。よく見るとSquad Leaderの方は印刷ずれしている。ある意味懐かしい。今時印刷時の色ずれなんかないよね。建物のサイズもちょっと違うようでLOSに影響しそうだと思いました

 それはさておき、ユニットを並べてちょっとプレイ・・・。と、思い出しました。タクテクス創刊号にこのシナリオの解説だか何だかが無かったっけ。奥にあるのを引っ張り出してきました。積んである本の一番下にあった。読んでみたら、解説ではなくリプレイです。結構参考になります。昔ASLでプレイした時は、ソ連軍で左右両翼から後ろに回り込もうとしてボコボコにされた嫌な記憶。でもリプレイで見ると親衛赤軍がスチームローラーになるのが一般的だとか。うん。そうかも。

 リプレイのドイツ軍は建物交換をするという戦術を取っていました。それもありだな。

 さて、このリプレイでは、独ソ両軍のプレイヤーの考えが毎ターンごとに書かれています。これは、他のいろんなゲームのリプレイでもよくある構図です。が、この記事の独特な所は、中立のコメンテーターが居て、各プレイヤーターンごとにコメントを入れている所です。こういったリプレイは他に例を見ません。なかなかいい。

 ただ、中立のコメンテーターは、ある程度ゲームをやりこんで把握していないと、いい評論ができないなと思ったのでした。なので、雑誌付録のゲームのリプレイとかは無理がありそうです。

 また、思ったのは、囲碁や将棋の対戦の際に、大きなボードに磁石の駒とかで開設する人がいるなぁ。これも同じだなぁ、と。まあ、あっちは一手を長考するから観客が退屈しないように間を持たせているのかもしれませんが。