Here Come the Rebels! IIのシナリオ3に対する疑問

 Web会議で講演会など多くの人が参加する場合にマイクをオフにしない人は、きっと映画館でスマホの電源を切らない人だと思う。

 

 「Here Come the Rebels! II」のシナリオ3「マクレランの勝機」のプレイですが、ここの所、止まっていました。何故かというと、ドン引きするぐらい南軍ばかり活性化するからです。ゲームシステム的な問題ではなく、単純に賽の目次第なのですが・・・。

 しばらく放っておいたのですが、続きをプレイしました。やっぱりドン引きするぐらい南軍ばかり活性化します。まあ、ヒストリカルと言えばヒストリカルなんですが。ちなみに下図のような感じです。

南軍ばかり活性化

 これは第1ターンの状況です。南軍はシャープスバーグ周辺に集結しているのに北軍はほとんど前進できていません。このゲームでは活性化し行動すると疲労レベルが1つずつ増えます(戦闘結果でもっと増えることがあります)。疲労レベル0はマーク無し。疲労レベル1はユニットの左下に緑のマークが付きます。以後、2から4まで、白→オレンジ→赤と増え、疲労レベル4では活性化できません。で、北軍疲労レベルは0~2とかです。ほとんど活性化できていないのがわかります。

 このままゲームを進めると、多分第1ターンに北軍がアンティータム川の東に集まり、第2ターンは両軍とも疲労の回復。第3ターン(史実のアンティータム戦の日)で戦闘になるかと。ヒストリカルと言えばヒストリカルなんですが・・・。

 ところで、このゲームの勝利条件は、基本的にシャープスバーグに北軍がいるか隣接しているかです。もりつちさんのHPを見ていたら同じ「Here Come the Rebels!」のシナリオ3のリプレイを載せていましたが、どうも初代とIIでは変更があったようで、もりつちさんの方では南軍のリーはシャープスバーグを放棄していました。

 そこで考えたのです。そもそもシャープスバーグの戦略的価値とは、と。ゲティスバーグほど価値があるように思えません。むしろポトマック川の渡河点の方が戦略的価値があります。単純にリーが決戦を求め、その地をシャープスバーグにしたため、ゲームの勝利条件もシャープスバーグにしたような感じです。多分、初代はシャープスバーグでの決戦が行われにくかったので、IIで勝利条件を変えたのでしょう。戦略的意味がないにもかかわらず、たまたまそこで戦いがあったから勝利条件になるというのも、何か変な感じがしたのでした。