11年

 今日は東日本大震災から11年。しかも同じ金曜日。あの日は翌週の納品のために報告書作成をしていました。揺れが長かったので、遠いなと思ったのを覚えています。そして、遠いのに揺れが激しかったので、これは結構大変ではと思ったのでした。

 ネットを見ていたら、次々と状況が報道されてきて、電車も止まり大変な状況になりました。取り合えず会社の車でパートさんなど女性を先に帰すようにしましたが、後で聞いたら大渋滞で帰宅したのはずいぶん遅くなったようです。ちょうどこの頃、帰宅困難者が大量に出ていたたとのこと。私は報告書作成のために会社に残りました。そのうち電車も動くだろうと思って。大体、電車が止まるような状況の時は、私はそのまま残ります。他の人は他路線に変えたりしているようですが。また、高速道路で渋滞していても、車線変更しません。ちょこちょこ車線を変えている人がいますが、所詮大して時間は変わらない上に、事故の確率が上がってしまいます。もう少し落ち着いた行動を取ってほしいものです。

 さて、結局深夜12時に電車が動き出しましたので、それに乗って帰りました。家では書籍の山が崩れてえらいことになっていました。それ以外はさほど被害がなかったです。まあ、後でよく見たら壁に亀裂が入っているとかありましたが。

 この震災は、津波さえなければ原発事故も起こらず、多分死者も少なかったと思います。宮城沖地震の時も同じような揺れですが、死者は一人もいなかったと思います。あれ以来、「想定外」とか「未曾有」とかいう言葉が流行るようになりましたが、地震以外でも水害等で同じ言葉が使われています。いつになったら「想定内」の対応ができるようになるのでしょうか。