ちょっと酷いと思ったこと

 何日か前にVer.2.0の和訳があるVer.1.0のゲームを買って、最新バージョンのVer.3.0の和訳をやろうという話を描きました。Ver.2.0とVer.3.0の英文を比較しているところです。その中で、ちょっとメーカーの態度としてどうなのということがありましたので書いておきます。

 Ver.1.0のシナリオになく、Ver.2.0で追加されたシナリオですが、「これはテストプレイしていません(This scenario has not been play-tested.)」と堂々と書いてありました。ちなみにVer.3.0ではそのシナリオはあり、さらにそれ以外のシナリオも追加されていました。

 Ver.2.0を買った人は、こんな不備なシナリオをやらされることになります。テストプレイしていないなら追加しなければいいのにと思った次第です。どのみち、Ver.1.0にはないシナリオですので、入れなくても誰も分からない。

 メーカーとして無責任な気がします。こういうのを見ると、シナリオだけではなくルールも大丈夫か?と思ってしまいます。

 こういったことは、ゲームに限らず、社会で仕事をしていく上でも重要な点と思います。不完全な製品を納品しては、客先の信頼を得られません。天下のGMTなのに一体どうしたのと言いたい。

 ちなみにGMTは最新ルールをホームページでダウンロードできますが、Ver.2.0を持っていてもVer.3.0をプレイするために追加カウンターが必要なので(有料)、単純にシナリオだけ最新のものを使ってもプレイできないかもしれない(未確認)。

 

(追記)

 比較を続けていて気が付いたのですが、Ver.2.0のルールは、あまりチェックされていないような気がします。一括変換したためにおかしな単語が入っていたり、スペルミスがあったり(一つではなく全部)。ちょっと欠陥品だなという感じを強く持ったのでした。