BANZAIマガジンが来ました

 来たのは夕方だったので、まだ詳しく読んでいませんが、イタリア特集のようです。両世界大戦ではイタリアはぱっとしていないので、イタリアのゲーマーも大変だなと思います。第一次大戦以前はなかなかイタリア国内が統一されていませんでしたしね。でもイタリア人あるいはローマ人でも有名な方はたくさんいますので、ゲームのネタには困らないでしょう。うーん、塩野七生さんにライターを頼んでもよかったのでは?高そうだけど。

 あと、日清戦争も来ました。日清戦争というと、『日露戦争物語』(江川達也)を思い出します。伊東祐享が無茶苦茶濃いキャラになっていました。日露戦争物語といいつつ日清戦争までしか書いていないので、いつか続きを書くのでしょうか。

 今日は一日仕事にかかりきりでしたので、何もできていません。S&T付録のシュリーフェン・プランのマップを広げてみただけでした。いつかやりたい。

バージョン違いと著作権

 ゲームが発売された後、ルールブックのバージョンが変わることがあります。それ以外にも版(Edition)が変わることがあります。で、VASSALでプレイする場合、基本的には所有しているゲームのモジュールのみプレイしますが、このバージョンや版の違いをどう考えるか、少し疑問が出てきました。

 

 まず、ルールのエラッタがある場合ですが、これはエラッタを適用して普通にプレイしても著作権などに触れないかと思います。


 バージョンが違う場合ですが、ある意味これもエラッタ(およびルールの明確化)と考えていい気がします。ルールが変わった場合でも、よりプレイしやすく変更しただけだと思います。つまりある意味明確化と考えられそうです。ただし、新しくシナリオが追加された場合は微妙です。とはいえ、高い金を出して買ったゲームなのに、バージョンが違うだけでプレイできないというのも何かおかしい気がします。追加シナリオだけプレイできないとした方がよさそうな気がします。
 同様に、版が違う場合も、エラッタやルール明確化が適用されたものとも考えられます。そもそも版が変わるというのがよくわかりません。書籍ですと版が違っても別に内容が変わるというのはあまりありません。もちろん、間違いの修正は適用されることがありますが。これも同様に追加シナリオだけはプレイできない気がします。もっとも、大幅に変わった場合、例えばマップやチャートが変わった場合はダメでしょうか。

 

 あるいは変更の意図を考慮するべきかもしれません。プレイバランスの調整のためにCRTを変えたという場合などは、ゲームのを完成度をより上げるためといえますので、不完全なゲームを購入させられたプレイヤーに対する補償という気がします。つまりある意味エラッタ適用という感じです。ならば、プレイしても問題ない気がします。

 

 また、別の問題として、出版社が変わる場合があります(倒産やライセンス生産)。この場合、前の出版社のゲームを購入していて、現在の出版社のゲームのモジュールをプレイするというのはどうなのでしょうか。金額的には現在の出版社には一銭も入っていません(多分)。となると、現在の出版社での版のモジュールのプレイはまずい?内容がまったく同じでも?

 

 いやいや、著作権ってホントに難しい。まあ、個人でプレイする分には問題ないのでしょうか。

 

 また、二人プレイする場合は両方の人がゲームを持ていなくてもかまわない気がします。VASSALではなく対面のプレイなら、どちらかがゲームを持っていればプレイできるはずです。なら、VASSALでも同じでは?


 YANKSが手に入らない現状では、Hatten in FlamesをプレイするにはYANKSを持っている人と対戦するのが一番近道かもしれません。とはいえ、対戦前にはソロで研究するのも必要です。そのためには、持っている人からゲームを借りた、という体裁がVASSALでは必要なのでしょうか。しかし、現実にあてはめると、貸し出している間はもともと持っていた人はソロ研究できないということになりますね。複雑だ。だんだん何を書いているのかわからなくなってきました。

痛いのが嫌なので1:1以下の攻撃をしません あるいは 1914年のディール計画

 ずぅぅぅっと、『1914:Glory's End』をやっています。VASSALだと置きっぱなしができていいですが、進まないという欠点もあります。

 さて、現状1914年9月に入りましたが、戦線はいまだベルギー国内にあります。最低です。

 原因はいくつか考えられます。

・史実のドイツ軍の攻勢限界と退却を知っているので、堅実にナミュールアントワープを落としてから進撃しようとしている。

・ほぼどのユニットも、攻撃力より防御力の方が高いため、高比率戦闘が行えない。

・中部~南部は森林、山地があるため地形DRMがを嫌った。1D6なので-1DRMの影響が大きい。

・英軍8-10軍団がベルギーに居座っているので、攻撃しにくい。

・30ターンあるから、まあ後からでもなんとかなるのではと楽観的になっている。

・足を止めて殴り合いを始めると、戦線が動きにくい。

 

 ボロボロ出てきますね。特に、史実を知っているが故の後知恵が結構効いていると、最近気が付きました。その対策のために、ルールでは勝利条件がかなりフランス側に入った都市の占領になっているのでしょう。現状では、ドイツ軍は下手をすると引き分けになりそうです。リエージュは落とさないとダメですが、ナミュールアントワープは、史実では2個軍団ぐらいで押さえておいて、先に進んでいました。そうすべきなのかもしれません。ただ、ナミュールは落ち、アントワープもほぼ決着がついたので、まだ薄い連合軍の戦線を破れるかどうかがカギです。殴り合いに勝てば先に進めるはずです。

 などと考えているから、ゲームが進まないのでしょうか。

D章を読み終わりました

 ようやくASLスタンダードルールのD章まで読み終わりました。読んだだけで把握はしていませんが。
 全体としての感想は、やはりD章が複雑だということです。ルール個々は妥当だとは思いますが、精密すぎて覚えきれません。多分、実際のプレイでも忘れるルールがゴロゴロとあることでしょう。
 それにしても、オートバイのルールを読んでいて、「鉄の竜騎兵」のオートバイ戦シナリオがプレイできるかもと思いました。が、15.6でライダーは射撃できないと書かれていたので、アメリカ兵の方の再現は無理だなと思いました。残念。
 とりあえず読んだので、シナリオのプレイができるはず、できるかも、できるといいなぁ、ダメかな。
 いずれにしろ、シナリオ3の途中で止まってしまっていますので、最後までプレイしないと・・・。現状、ドイツ軍優勢で少し残ったソ連軍と、全然損害がないポーランド軍でどう対処すべきか見えてきていません。ドイツ軍はというと、最左翼の建物に籠城しているポーランド軍に打撃を与えられず(前回もそうでした)、これを回避して先に進むべきか悩んでいます。

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第5ターン ドイツ軍 準備射撃フェイズ開始時

 まとめたASLの記事の中で、ASLはSLのシナリオ1のように初心者でもプレイしやすいシナリオがないと書かれていましたが、確かにその通りだなと思いました。多分、一番簡単と思われるBeyond Valorのシナリオ1、2はシチュエーションが興味を惹かれないですし、今やっているシナリオ3はマップの広さ等、初心者にはちょっときつい気がします。確かに初心者を取り込むにはSKが必要でしょう。
 また、ASLはSLで採用されていたステップアップ式のルールではないとも書かれていました。私はSLのルールブックを見た事が無いですが、確かにそうかもしれません。順番に覚えていくというより、必要な全てのルールが並列されている感じがします。
 全体として、ASLは初心者が最初からやるにはちょっと不親切だという事でしょうか。これは多分、SLからプレイしている人から手ほどきを受けなさい、という事なのでしょうか。いずれにしろ、私はSKから始めてよかったという気がします。とはいえ、ASLKSK#3をまだ手に入れていませんので、車両の扱いが今一わかっていない。Beyond Valorに載っていた街道上の怪物シナリオを早くやってみたいものですが。

雑誌の付録ゲーム その2

 まとめ終わりましたので、記載します。

TAC  2   シェルブール攻防戦           1944年ノルマンディ
TAC  3   ドンキーコマンド             RPG
TAC  4   ブノット・ヤコブ橋           第4次中東戦争
TAC  6   エプソム作戦                 1944年ノルマンディ
TAC  7   ドイッチラントウンターゲルト 第三帝国の戦争経済
TAC  9   SAVOIVAL!                    サボ島サバイバル
TAC 10   アイラウの戦い               1807年戦役
TAC 11   Send Us More Japs!           ウェーキ島作戦:1941.12.11
TAC 12   大堡塁                       ボロジノの戦い
TAC 15   ブル・ランの戦い             第1次ブル・ランの戦い
TAC 16   プロホロフカ戦車戦           チィタデレ
TAC 16   オーバーロード作戦           1944年ノルマンディ
TAC 18   A DANGEROUS BEACH-HEAD       サレルノ攻防戦
TAC 21   マレー沖1941                 1941年マレー半島の戦い
季T 3   激闘!田原坂                  田原坂の戦い
季T 4   ロンメル戦記                  1941年のアフリカ戦
季T 5   ソロモン空母戦                1942夏~1942春のソロモン海
季T 5,6 カーン攻防戦                  1944年ノルマンディ
季T 6   モスクワ総進撃                タイフーン作戦
季T 7   シュリーフェン・プラン        1914年西部戦線
新S  3  遣唐使の戦い                  日本史ゲーム
新S  4  北緯73度線                    バレンツ海海戦
新S 10  闇の城塞                      RPG
新S 11  闇の軍団                      RPG
新S 12  怪獣戦略MONSTER A GO GO!      怪獣による世界征服
新S 13  黒騎士物語                    独ソ戦の戦術級
新S 14  風雲児将門                    野本合戦
DC 2    クルセーダー作戦              クルセーダー作戦
DC 3    信長公記                      信長の戦い全般
DC 4    三十年戦史                    三十年戦争全般
GG 1    八岐大蛇の逆襲                怪獣との戦い
GG 3    SPACE CAMP                    SF-RPG
GG 4    魔法使いの迷宮                RPG
GG 5    ベーシック・オペレーションⅡ  架空戦術級
GG 5    突撃!!アイアンポーク        宮崎駿の雑想ノート
GG 6    ベーシック・オペレーションⅢ  架空戦術級
GG 6    竜の牙・シャイアン            SF-RPG
GG 8    ヴィレル・ボカージュの戦闘    1944年ノルマンディ戦術級
GG 8    竜の牙・シャイアン2           SF-RPG
CMJ 48  ポトマック川を越えて          アメリ南北戦争
CMJ 49  ハンバーガー・ヒル            ベトナム戦争

TAC:TACTICS
季T:季刊TACTICS
新S:新シミュレーター
DC :ダブルチャージ
GG :ゲームグラフィックス
CMJ:コマンドマガジン日本版

 

 これだけで、1日分のネタになるのは助かります。

 初期のころのものはプレイしましたが、あとの方のものは、ボックスゲームを買える財力ができたことからも、あまりプレイしていませんね。シュリーフェン・プランなんかあることも忘れていました。

 

(追記)

 ちなみにゲグラは全巻揃っていません。あとは1号から最終号まであります。

雑誌の付録ゲーム

 ちょっと思い立って、ウォーゲーム雑誌の整理をしています。そんなことやっていないでプレイしろよという話なのですが・・・。

 それはそれとして。(棚の上にこっそり隠す)

 で、最近マイブーム(死語?)な第一次世界大戦西部戦線のゲーム、その名も『シェリーフェン・プラン』が季刊TACTICS7号にあるのを見つけました。こんなところにプレイアブルなゲームがっ!とか思ったのでした。まあ、季刊TACTICS7号といえば、廃刊直前号なので、ゲームの完成度はどうなのかなとか思いましたが、ちゃんと研究記事が載っていたので問題ないと思います。

 そこで、ふと、雑誌付録ゲームってどれぐらいあるのかなとか気になってしまいました。ちなみに「雑誌付録ゲーム」の定義は、雑誌とは別にマップや厚紙カウンターが付いて「いない」もので、雑誌単体だけでルール、マップ、カウンターが揃うものです。モジュールで、他に本ゲームがないとプレイできないものは除きますし、カウンターが別になっていて雑誌にカウンターリストがないものも除きます。

 これが、意外にたくさんありました。

 そして、もったいないなあと思ったのです。

 思えば、私が最初にプレイしたウォーゲームはTAC誌2号の「シェルブール攻防戦」でした。その後も、こういった「雑誌付録ゲーム」は、お小遣いをためてボックスゲームを買う合間にプレイするゲームとして、とても役に立ちました。アイラウ、ボロジノ、ブル・ラン、ドイッチラントウンターゲルト・・・何もかも懐かしい・・・。

 こういったミニゲームは、初心者向きですので、入門者がお高いボックスゲームを買う前に、只か安い値段で「ウォーゲームってどんな感じ」というのを試すのにもってこいな気がします。なので、こういったゲームを一か所に集めて、公開するようなホームページとか作れないものでしょうかね。版権は出版社かデザイナーにあると思うのですが、ゲーマーのすそ野を広げるためには必要なのではないかという気がします。PCゲームやファミコンゲームなんかも安い値段で古いゲームを公開していますし。