「聖女に嘘は通じない」と「変な家」、あと「薬屋のひとりごと」

 「聖女に嘘は通じない」(日向夏、浅見よう、しんいし智歩)は、ファンタジー異世界の話です。この国では「聖女」と呼ばれる2人が国の政に関わります。ローマで言えば執政官。その聖女の選抜試験で発生した殺人事件を解決する話です。

 「変な家」(雨穴、綾野暁)は、実写映画化されましたが、現代日本で、家の間取り図の秘密を解き明かす話です。探偵役はほとんで自分では動かないアームチェアの建築士です。主人公はルポライターで、どちらかと言えばワトソンの位置。実は実写映画ってあまり見ないんです。何故かと言えば、、大体尺に合わせるために抜けている事がありますから。なので、このマンガはとてもありがたい。

 どちらも推理物ですが、ちょうど最新刊が発売されましたので、直ぐに読んでみました。まだ話は途中です。「聖女に嘘は通じない」は2巻、「変な家」は3巻。「変な家」の方は大分話が進んでします。こういった推理物は全巻発売されてから読むようにしているんですが、無料で1巻を読めたので結局続けてしまった・・・。この後が気になります。

 ついでに「薬屋のひとりごと」(日向夏、倉田三ノ路、しのとうこ)はアニメ化もされましたね。こちらは18巻がちょうど出たところです。アニメもあまり見ません。大体尺に合わせるために抜けている事がありますから。現状はもはや推理物ではなく戦争物です。

 小説に比べてマンガの良い所は絵で情報が得られることです。場合によっては、絵でミスリードされたりしますが。