GMT「Plantagenet」背景ブックレットの和訳

 コツコツと続けていたGMTのLevy & Campaingシリーズの「Plantagenet」の背景ブックレットの和訳が終わりました。ルールはinuiさんがMust Attackの地下貯蔵庫に置いていたのを知らずにやってしまっていましたので、それとは少し用語が違うものがありますが、ご容赦を。ページの参照もありますので、私が訳したルールの方も入れておきます。プレイエイドカードなどはinuiさんの物を使ってください。

ルール
https://drive.google.com/file/d/1FVbIiM7Ia3P_OSuy82vyxSkSSZtBTwY6/view?usp=sharing
背景
https://drive.google.com/file/d/1CqZP3VJlJ2dccdcMcwv7gmrKex03dVJw/view?usp=sharing

 

 細々とプレイしていた結果、なんとなくこのゲームがわかってきました。まとめておきます。なお、これらはあくまで個人の感想です。

・これは陣取りゲームです。拠点の支持をたくさん集めることを主目的にします。

・このため、一番大事なのは影響力値です。統治値は次点、命令値と武勇値はあまり重要ではありません。なので、領主の評価ランクは影響力値×統治値でよいかと思います。例えば影響力値5、統治値2の領主より、影響力値4、統治値3の方がよりよい(5×2=10より4×3=12の方がいい)。

・命令値は、他の領主の命令カードとの関係がありますので、重要度は高くありません。

・戦闘はなるべく避けるべきです。そのため、武勇値は重要ではありません。しかもこの値は戦闘でのリロールにしか使わない。

・戦闘の際に重要なのは、武勇値ではなく、部隊(直臣、家臣を含む)の数です。相手の方が多い場合は戦闘は避けて亡命すべきです。

・部隊は消耗品と割り切る。

・亡命は怖くない。

・トラック上の影響力マーカーは行ったり来たりするので、一喜一憂しない。

・初詣でサイコロ1つの時は6を出させてくださいとお願いしない。

 などなど。

 最初のシナリオは、影響力値5のヨーク公(ヨーク派)、ヘンリー6世、サマセット公(ランカスター派)がキーマンです。マーチ伯(ヨーク派)は影響力値が低いので、部隊を集めてランカスター派の邪魔をしに(戦闘を仕掛けるとか)動くのがいい気がします。

 なんか、楽しいゲームです。