早すぎるウェイクフィールド

 外国メディアでも、羽田の旅客機から全員脱出できたのは奇跡だと言っていましたが、海保の方は5人亡くなって1人重傷。こちらも全員無事なら本当の奇跡だったのですが。能登の方も亡くなった方が増えてきています。まだ倒壊した建物の下敷きになっている人もいるのではないかと思います。72時間が生存限界の閾値とか言っていますが、寒さも含めたらもっと短いのではないかと思います。とはいえ、現場に行けない状態だったりもしますので、日本国中、どこでも行けるような部隊が必要なのではないかと思います。

 

 ゲーム初めはGMT「Plantagenet」でした。まあテスト的な意味合いなので、プレイの例に載っていた最初のシナリオを挑戦。第1ターンの徴収が終わり、戦役フェイズ。ヨーク公がイーリーからイプスウィッチに移動してサフォークを召集しようとします。出目6で召喚失敗。その隙を突いて、ロンドンにいたヘンリー6世がイーリーに進軍。慌てて戻ったヨーク公と戦闘が始まります。部隊数の差で負けたヨーク公が敗走しますが、死亡チェックで戦死しました・・・。第1ターンでヨーク公が戦死?プレイ意欲が崩壊していきます。本来なら第一次セント・オールバーンズなのに、ウェイクフィールドになってしまった。そもそも無気力なはずのヘンリー6世が先頭に立って行軍とは。まあ連れてこられただけかもしれませんが。

 イーリーにいたヘンリー6世の部隊は戦闘したので給食しなければいけませんが、既に糧秣はありません。いきなり略奪に走ります。イーリーの周囲のロケールがヨーク派支持に回りました。何してくれてんの、国王陛下。その後、サマセット公が南部エリアに入って一所懸命支持を増やす交渉をしています。なんか、粗暴な若い王の傍で苦労する老臣を見るようです。それに、どうも交渉の出目が悪い。影響力値が5もあるのに6が良く出ます(6は絶対失敗)。そういえばお参りでサイコロ1つの場合は6が出るようにお願いしたっけ・・・。効果が出ている?

 このゲーム、影響力が大事なので、支持の輪を広げようとしますが、ヨーク陣営はヨーク公の影響力値5が最大、ランカスター陣営はヘンリー6世とサマセット公がともに5なので、ヨーク側に分が悪いですね。まあ、6が出たら意味ないですが・・・。戦闘においては、武勇値3のマーチ伯がヨーク陣営にいますが、武勇値はサイコロの振り直しだけの能力なので、どちらかと言えば武勇値よりも部隊数が多い方が有利なようです。プレイしていてなかなか面白かった。ただ、背景ブックレットの和訳が結構大変です。歴史的なことがいろいろ書いてあるので面白いと言えば面白いのですが。