思ってたグラニコスと違う・・・

酷い状況・・・

 昨日の続きでプレイしていたグラニコス河畔の戦い。パルメニオンとフィロタス父子が戦死して酷い状況に・・・。まだマケドニア軍の撤退は始まっていませんが、マケドニア軍の撤退レベル100に対し78ポイント、一方のペルシア軍は90に対し36ポイント。マケドニア軍の潰走ポイントのほとんどはパルメニオンとフィロタスの合計50ポイントです。

 そもそもの敗因は、フィロタスとパルメニオンがモーメンタムを使用してそれぞれファランクスとHCのみを動かした挙句、孤立した所を積極的に渡河してきたペルシア軍に側面や背面攻撃されたのが問題でした。挙句、アレクサンドロスはモーメンタムに1回も成功しないし・・・。

 とはいえペルシア軍も除去ユニットは少ないものの、潰走中のユニットが多いです。これはグラニコス川を渡る際に結束力ヒットを2ポイント受けるせいです。元々TQが6とかの上、攻撃すれば2ヒットは被りますから。複数ユニットで攻撃していれば分散できますが、それでも溜まっていきます。

 

 そんなわけで、このゲームは指揮官が同じユニットを活性化しない方が良さそうです。また、総指揮官以外の指揮官がEZOCにいる場合、命令を出せません。つまり移動も攻撃もできない。このため、指揮官は戦闘ユニットとスタックするより、後方にいて、あちこち動き回って戦闘ユニットを活性化させていく方がいいようです。

 つまり、ピストルを片手に兵士の戦列の後ろをウロウロして督戦する政治委員の様な・・・。なんか違う・・・。

 

 グラニコス川の戦いと言えば、「今晩は疲れを取って明日の朝攻撃しましょう」と言うパルメニオンの言葉を遮り、「ヘレスポントスを渡ったのにこんな小さい川が渡れない事があるか」と、アレクサンドロスがヘタイロイの先頭に立って攻撃を開始し、一時は戦死しかねない状況になったものです。決して、アレクサンドロスが後ろで督戦していたわけではありません。

 

 まあ、それにしても、今回のはあまりに酷いのでやり直し。今度は一部の戦闘ユニットを活性化せず、戦列を保って前進します。一方、ペルシア軍は川を渡らず、後退してギリシャ重装歩兵と並ぶようにしました。

 第1ターン終了時。

第1ターン終了時

 マケドニア軍はそれなりに綺麗に進んでいます。ただし、アレクサンドロスは、またモーメンタム取得に失敗して置いてきぼりです。中央でポツンとしているのはフィロタスです。自分が動く命令が足りませんでした。

 ペルシア軍は後退しています。回れ右するのでちょっとバラバラ。

 第2ターン終了時。

第2ターン終了時

 どちらもきれいに並びつつあります。

 第3ターン終了時。

第3ターン終了時

 両軍接近。これから熱い戦いが始まります。が、マップの上半分は完全に使っていませんね。それとグラニコス川の向こう側に取り残されているのはパルメニオンとフィロタスです。アレクサンドロスはEZOCにいても命令を発令できますので、ユニットともに前進しています。

 ペルシア軍は、中央にギリシャ重装歩兵がいる分、両翼に展開できています。マケドニア軍の右翼(図の左側)はSKなので、メムノンで突破してアレクサンドロスの後ろに回れるかもしれません。

 ペルシア軍は0ヒットですが、マケドニア軍は2ヒット(グラニコス渡河で)すでに喰らっています。結束力的には少しマケドニア軍の方が分が悪いです。

 

 ペルシア軍の機動は、完全に史実を知っている者の後付けになります。でも、まあメムノンの発言力が強かったらこうなっていたかもしれません。