コロッケはオレを裏切らない

 30年ほど昔のマンガ「大東京ビンボー生活マニュアル」(前川つかさ)の一節です。このマンガが大好きです。当初は「大東京ビンボー生活カタログ」といって「超近代的」ビンボー生活のグッズを紹介するマンガにしたいと思ったのでしょうが、その後「大東京ビンボー生活マニュアル」として連載されました。マニュアルと言っても、どちらかと言えば歳時記の様にビンボーな生活を心豊かに生きるスローライフマンガです。私の人生のバイブルです。

 「コロッケ」というタイトルの回で、冒頭に上記のセリフがありました。この時のコロッケ1つの値段は60円。同じ値段では、「雪印バニラバー」(銀紙で包まれたアイス)が2本、森永チョコボールが50円、かっぱえびせん30円袋が2つ、と紹介されています。うーん、懐かしい。で、コロッケは、これらに比べて、より充実感があるもので、さらにコロッケそば・うどん、コロッケカレー、コロッケパンなどやのり弁(280円!)にも入っています。そしてとんかつと比べると、ソースや付け合わせ無しの単品で勝負できます。と描いてあります、

 というわけで、このマンガの主人公は、コロッケをこよなく愛しているのです。

 

 さて、ハウスのレンチンカレーは便利ですが、具が入っていません。なので缶詰とかを使っていたのですが、ふと、セブンイレブンの牛肉コロッケを乗せてみました。うまい!もともとセブンイレブンの牛肉コロッケは美味しいのですが、カレーにも良く合います。

 本当にコロッケは裏切らない。