津波防災の日

 今日11月5日は「津波防災の日」だそうです。政府では福井地震により美浜原発津波で冷却機能停止になったという想定で訓練したそうです。けとまあ、さすがに原発津波対策をしているでしょうから、もっと現実的なシナリオで訓練すればいいのにとかと思いました。完全に原発安全アピールですね。

 

 ところで、いつも思っていることがあります。この11月5日というのは、安政の大地震津波被害が出た日です。有名な「稲わらに火」の地震です。ところが、これは本当は11月5日ではないのです。安政ですので江戸時代です。つまり旧暦です。現在の暦では12月24日に当たります。なので、本当は12月24日が津波防災の日にならないといけません。まあ、クリスマスイブにぶつけるのは難しいでしょうが。

 

 同じようなことが沢山あります。私は旧暦は新暦に直さないとおかしなことになると思っています。

 例えば赤穂浪士の討ち入りの日は大雪が降っていますが、12月14日にするとさすがに何で大雪?という事になります。現在の暦では1月30日に当たりますので、こちらならよくわかります。八甲田山の第五連隊遭難事件があったのと同じ時期です。

 また、関ヶ原の戦いは9月15日ですが、この日の前後は雨が降ったそうです。現在の暦では10月21日。さぞ冷たい雨だったことでしょう。三成がお腹を壊したのもよくわかります。

 

 ある程度歴史がわかっている人なら、旧暦と新暦の違いは把握できるでしょうが、一般人はそうはいかない気がします。

 とはいえ、まあ、一般人は日付なんか気にしないでしょうが。