機械は動かないという事を見せようとすると動く

 数日前にネットが不通になったと書きましたが、またなりました。今度は電源のオン・オフでは直らず、プロバイダに連絡しました。最初はオペレータが出て、「取り合えずオン・オフしてみてください」というので、試しましたがダメでした。どうも、向こうで回線の状況とかがわかるようです。が、オペレータではわからないので、「技術の担当に連絡させます」と言われて切られました。しばらくするとネットが繋がるようになりました。何か向こうでやったんだなと思って、小一時間ゲームをプレイしていると、電話がかかってきました。多分、その後の接続できているかどうかの確認の電話かなと思って取ると、やっぱりプロバイダの技術担当の人でした。

 技術担当「ネットが繋がらないと聞きましたが」

 私「おかげさまで、繋がるようになりました。」

 技「え?」

 私「そちらで何かしたんですよね?」

 技「いえ何も・・・」

 私「・・・」

 その時思ったのが、マーフィーの有名な法則「機械は動かないという事を見せようとすると動く」でした。もしかしたら、機械がプロバイダ側からのアクセスが欲しくて拗ねていただけかも。

 それにしても、一時期大流行りしたマーフィーの法則ですが、今は全然聞きませんね。今の若い人は知らないんじゃなかろうか。あれは笑いだけではなく警告も含んでいるので、よい諧謔です。ちんけな評語よりはよほど効きます。例えば「朝食のパンはバターを塗った面を下にして落ちる」と言うのは、パンを落とさないように注意しなさいという警告でもあるのです。「サラリーマン川柳」や「今年の漢字」も諧謔を含む場合もありますが、それよりマーフィーの法則の方を「今年の」にした方がいいんじゃなかろうか。