Levy & Campaign太平記制作中

 ある程度形になりましたので、テストプレイをしてみました。

 第1ターンは、謀反を起こした尊氏討伐のため、新田義貞脇屋義助が山城に、北畠顕家陸奥にいて、それぞれ部隊を徴収します。北畠親房陸奥から北関東に支配を広げていきます。相模にいる尊氏と高師直も国人や駿河の支配を確立し、三河にいる直義、高師泰、佐々木道譽は支配と部隊徴収をします。

 戦役フェイズでは、「Plantagenet」と異なり、命令チットを選んでランダムにドローしていきます。北畠親房が北関東から南関東に向けて支配を広げ、その後で顕家が相模の尊氏を強襲。尊氏は高師直が一緒なので受けて立ちます。「Plantagenet」の戦闘システムと同じで、まずは射撃、次に近接戦闘となるのですが、双方部隊も多いので、射撃で顕家12打撃、尊氏・師直で19打撃。部隊は防御1なので、双方の部隊が敗走。ちなみに顕家は国人と郎党も敗走。つまり、双方の武将が敗走しているという引き分け状態。なので双方が暦に移動するのですが、死亡チェックをしたら全員討ち死に。尊氏の死亡で南朝勝利としていたので、いきなりゲームが終了しました。

 原因は、「Plantagenet」でも思ったのですが、戦闘で敗走すると死にやすいという事です。薔薇戦争期は敗者に無慈悲だったので死亡しやすいのはまあ許容できますが、このゲームではちょっとねぇ。とはいえ、楠木正成北畠顕家新田義貞脇屋義助らは皆討ち死にです。戦闘で死亡しないのも今一リアリティがない。

 もう一つの原因は、打撃数が部隊の数に対して多すぎるという事です。「Plantagenet」では装甲騎兵とかがいて、部隊で打撃を吸収しやすいですが、太平記ではそんなのはいませんので、直ぐに部隊全員が敗走し、結果武将も敗走するという・・・。

 あまり細かいルールを着けたくないのですが、何か対策を考えないといけません。