ChatGPT

 私は使っていませんが、結構流行っているようです。とはいえ、リスクを懸念して使用禁止にしている国もあるそうな。今日、OpenAIのCEOが岸田総理と面会して説明したそうです。

 ニュースで見ていると、リスクについては、情報管理の問題、間違った情報の生成の問題、教育に対する悪影響の問題があげられていました。まあ、情報管理については置いておいて、フェイクについてはインターネットでデマが流れるのはよくあることです。そもそもAIは不十分な学習では精度が保てません。ChatGPTに限らずインターネットの情報は疑ってかかるようにし、裏付けを取るようにすれば問題ないと思います。

 教育については、大学生がレポートをChatGPTで作成してそのまま提出するという事があり得ます。ものすごくあり得ます。絶対やる奴が出ます。これは思考ができなくなる人間を作りかねません。危険は危険です。また、ニュースでは、提出されてきたレポートを本人が書いたかChatGPTか教授が判断できないのではと言われていました。「なので、本人が書いたとわかるような自分独自の書き方とかを『考える』必要が出てくる」と言っていましたが、多分そんなことをする奴は少数でしょう。

 私がChatGPTを使っていないのは、精度の問題があるためです。答えを見て笑い話にするのならいいのですが、現状の精度(特に日本語)には期待していません。コメンテータは「こんな考え方もあるのか」という気付きをさせてくれるという利点も上げていましたが、まあ、それはいろんな角度から物事を見ることができれば不要ではあります。

 とはい、AIは学習すれば精度が上がっていきます。精度がかなり向上したらWikiを駆逐するかもしれません。アレも精度はいいですがフェイクも混ざっていますから、裏付けを取るのが必要なのは同じです。