韓国大統領の問題

 昼にテレビを見ていたら、韓国大統領夫人に数々の疑惑がわいて、大統領の支持率が落ちているとか。またかと思いました。代々の韓国大統領は、いつも賄賂だとか汚職が問題になっています。

 で、ちょっと興味を持ったので考察してみました。なんでそうなるの?

 もっとも私は韓国や朝鮮人について詳しいわけではないので、結構伝聞からの情報で考えています。間違っているかもしれません。

 さて、別に韓国大統領自身が汚職で問題視されるという事はあまりない気がします(全くないわけではない)。大体が周囲の人間(友人とか側近とか家族とか)が汚職をして、とばっちりを喰っているようです。

 思うに、これは家長制が問題ではないかと。儒教道徳では、目上を敬いますので、韓国では家長制のようです。つまり、大統領という家長の持つ権力を背景にして、その周囲が悪い事をするわけです。簡単に言えば、家で権力を持つお父さんにかわいがられる末っ子が傲慢になるというパターン。

 民主的というのは、権力者にだろうが、意見を言えるところが長所です。ところが、上に意見を言えないような家長制度は、どちらかと言えば独裁制に近いと思います。韓国は、まだこの段階なのです。これも儒教が悪い。というか、儒教の解釈が悪い。孔子だって、上の人を諫めるのを禁止しているわけではありません。悪い事をしたら悪いと言わないといけません。学力がない娘を大学に無理に入れようとしたら、それはダメだという人がいないといけません。韓国では、こういう事を言える人がいないんですね。だから、後で突かれて、大統領が地に落ちるという事になるわけです。

 まあ、友人や側近は選ぶべきですね。選べない家族は、ダメなことはダメと教え諭すべきですね。それが出来なければ、大統領の職にふさわしいとは言えないでしょうね。