おら、天下人になるだ

 「人生でギャンブルをしてはいけない時がある。それは、ギャンブルをする余裕がない時と、する余裕がある時だ」

 そう書いてあったのは、確か小説「蓬莱学園の犯罪」だったと思います。蓬莱学園三部作(「蓬莱学園の初恋」、「蓬莱学園の犯罪」、「蓬莱学園の魔獣」)の中で「犯罪」が一番好きです。中村あゆみの「夜を飛ばせ」が、この「犯罪」のテーマ曲にするにはいい曲だと思っています。

 そんなことは置いておいて、例の山口県阿武町の4639万円振込使込み事件。ネットカジノですっちゃったんですね。元々600円少々しか預金がなかったの所で入金があったので、増やしてから返そうと思ったんでしょう。差額は自分のもの。まあ世の中そんなにいいことがあるはずありません。大体ギャンブルは投資の半額しか戻ってこないものです。お子ちゃまだからそんな事がわからなかったんでしょうね。哀れ、人生を棒に振った。

 それにしても阿武町ではまだ「フロッピーディスク」を使っているのですね。なんか、ずいぶん久しぶりに聞いた単語です。そのあたりも問題がある気がします。

 

 前に書いた「非ターン制」システムの日本の合戦ゲームは、「姉川」をテーマに作っています。姉川の戦いは通説と違い「奇襲説」があるようですが、微妙かなと思っています。奇襲というより強襲に近いのでは。桶狭間のように。13000人の兵士がだだっ広い所を気が付かれずに攻撃を始められないと思います。なので、多分織田方に気が付かれたが、陣立てを変換する前に攻撃したので強襲だと思うのです。気が付かれなければ奇襲と言えると思うのですが。

 

 コーエーテクモの傑作ゲーム「太閤立志伝V」がニンテンドーSWITCHで発売されました。大河ドラマとか歴史小説を読むと、その主人公になってみたいという思いが湧いてきます。でも、「信長の野望」シリーズの様なゲームはちょっと違う。アレは大名になれるのですが、もっといろんな人になりたい。変身願望です。「太閤立志伝」はそんな望みが叶うゲームです。木下藤吉郎から納谷助左衛門など、武士から忍者、商人、茶人などいろいろな人になれます。

 PSP版は持っていたのですが、1560年代に既に織田家の家老になった木下藤吉郎、武田家の山県昌景に鉄砲をあげたりして仲良しになっていました。結構出世中だったのですが、堺で高価な茶器を買っての帰り道で山賊に遭遇し、やられてしましました。直前でセーブしていたのでやり直したのですが、何回やっても山賊が出てきて切られます。結局そのままでした。

 今度は天下人を目指すぞぉ。・・・ホントは剣豪になりたい。