台湾有事

 昨今、存立危機事態とか台湾有事とかが言われています。ウォーゲーム界でもいくつか出版されていますね。で、現在、日本は中国と険悪な状態になっています。

 そもそもは高市の国会答弁に大坂の薛某が外交官に有るまじき汚い表現で返したことが発端です。まあ、これやアジア局長の劉某が無礼な態度だったりしたのが良くなかった。中国の外交官の質が落ちたものです。中国と言えば外交上手というイメージがあったのですが(昭和的発想か?)日本側も態度が硬化し、中には日本にいる中国人は出て行けとか、馬鹿なことを言い出す奴も出る始末。国民と政体は異なります。個々人はいい人でも、その属する政体が悪いというのはよくある事です。私は「坂の上の雲」で学びました。

 さて、台湾についてですが、私は、そもそも中国共産党政権(中共)は台湾を実効支配したことないし、金門島戦役では敗北しています。なので、国際的に認められていなくても、台湾はそれ自体で一つの国家だと考えていました。香港は、イギリスから中共に返還されたので、中共の領土です。そこで民主家が弾圧されても国内問題と考えるしかありません。そもそも一国二制度なんて無理がある。でも台湾は違うのではと思っていました。

 で、中国があれほど強硬に反応するのは、台湾有事を考えているからで、その際に日本の介入を防ぐために牽制したいんだろうな。もう、台湾侵略を起こすぞと言っているようなものです。台湾侵略を考えていないなら、高市が何寝言言っているんだと、無視すればいいだけの話じゃないかな。逆に台湾侵略を考えているなら、そんなそぶりを見せないのが外交上手というものではないかな。そう考えていました。

 金門島戦役っていつだっけ、と思ってWikiで調べてみました。そこで一つの単語に目が行ったのです。これで、ちょっと意見を変えました

 「国共内戦

 そうか。まだ国共内戦は続いているのか。「内戦」なんだったら、確かに中共が言う「国内問題」と言えるかもしれんなぁ。

 朝鮮戦争もまだ終わっていません。当事者の韓国が署名していないからです。でも実際に戦っているわけではないので、なんとなく「終戦」していると勘違いしている人が多いと思います。

 「停戦」と「終戦」の違いが分かっていないのは、平和ボケした日本人だなぁと思った次第。8/15を「終戦」記念日とか言っている時点でそうだなぁ。

 さて、台湾有事が国共内戦の続きと考えた場合、次なる戦いの意義は台湾側の意志によるなと思うのです。つまり台湾が国家として中国から独立しようとするなら、これは台湾の独立戦争です。この場合、歴史的に見ると、例えばアメリカ独立戦争時にフランスがアメリカに加担した位置が日本になります。まあ、英仏が険悪になったのは当然ですね。ナポレオンはそのあおりを喰らったとも言えます。

 単純に、民主主義を奉じる同志だから助ける的な考えでは、ちょっと足りないかな。もっとよく考える必要がありそうだ。

 

(追記)

 薛某の外交官に有るまじき下品なコメントは、高市が女だからなのかもしれない。石破だったら違う表現をしたかもしれない。中共では、まだまだ男尊女卑の風潮があるのかもしれない。などと思ったりして。