隣の家の芝は蒼い

 他社の技術発表会を見る機会がありました。若手が頑張っています。

 その中で、生産ツールを作って85%も処理時間が削減されたという発表がありました。さらに、その発表が新人賞を受けていました。羨ましい。

 私が勤める会社(わが社とか死んでも言いたくありません。アメリカかどっかの経営コンサルが、社員の忠誠度を測る指標として、社員が会社を何と言っているかを聞いているという話を読んだ事があります。「わが社」とか「うちの会社」とか言っているのは会社に対する帰属意識が高いらしいです)では、生産ツール開発とか地味なものは評価されません。私が十数年前に作った生産ツールがいまだに使われているのに、退職金が想定の2/3だったことからも言えます。私の忠誠心は0です。

 閑話休題

 その会社は若手に発表させているという点でも、生産ツール作成という地味な作業にも評価を与えているという意味でも、素晴らしい会社だと思います。この会社(私が勤める会社)とはえらい違いです。こういう会社は発展して欲しい。私が勤める会社は、私が完全リタイアしたら滅びろ!