慶長二十年五月七日は、1615年6月3日です。つまり410年前の今日は岡山・天王寺合戦の日です。今年のカレンダーでは昨日が5月7日に当たりますが、よくよく考えると太陰暦と太陽暦は年ごとに大きく日が異なりますので、当時の日で換算しないといけないだろうな、と。そんなわけで今日が大坂夏の陣最後の日、大阪城落城の日です。豊臣家滅亡は明日だな。
昔、茶臼山に行った事があります。今は鬱蒼と木が生えていますが、当時は多分丸裸。前年は徳川家康が本陣を置いていましたし。南から茶臼山を眺めると、今は木でこんもりしていますが、当時は「まるで躑躅の花が咲き乱れているよう」に赤地に黒の六文銭の旗が立ち並んでいたのではないかと夢想しました。また、茶臼山の天辺あたりで、ここに床几を置いて真田幸村が座っていたのかもと妄想しました。
今日は天気が悪いですが、当時はどうだったのでしょうね。なんとなく晴れ渡っているイメージがあります。青い空に赤い旌旗。心も澄み渡って、最後の突撃を待っている。そんなイメージ。あくまでイメージですが。