プリンタが紙詰まりしました。手で取ろうとしたのですが、途中でちぎれてプリンタ内に残ってしまったのです。ピンセットなどで取ろうとしても無理でした。仕方がないので出張修理を依頼しました。部品交換で4万円以上かかると言われたのですが、まあ、分解して紙を取るだけだから、そんなにかからんのではないかなぁと思ったのです。いったい何を交換するのやら、と。そもそもプリンタ購入額は2.5万円。とはいえまだ3年も使っていませんので買い替えるというのもどうかなと思ったのです。
さて、修理の人が来て説明を受けたのですが、紙にインクを圧着するヒーターに、溶けたインクで紙が貼り付いた状態なので、ヒーター自体を交換する必要があるそうでした。バラす所を見ていたら、なるほどと思ったのでした。なんとなく、車のエンジンルームに似ていると思ったのでした。昔(大昔)の車は、エンジンルームを除くと、下の地面が見えるぐらいスカスカでした。でも、昔(大昔のちょっと後)ガソリンスタンドでバイトしている時には、段々中身が増えていって、ボンネットを開けるとみっちり色んな機械で一杯になるようになりました。プリンタも同じように複雑化しているなあ。
で、結局出張費含めて5万弱。プリンタ本体の2倍です。本来なら修繕費は本体よりも安いものでは?でも、そもそもプリンタ本体が安いのではないかという気もします。彼らは、本体を安くして消耗品(インクや紙)で儲ける商売をしているのですから。