時は1944年6月6日。所はフランス北部ノルマンディ地方。夜間には空にパラシュートの花が咲き、明け方には艦砲射撃の轟音が響く。
Normandy44(シモニッチ)のプレイを少しずつ進めています。ルールを確認しながら。シモニッチのゲームは、「例外」と書いていない例外規定が多くてわかりにくいです。
例えば、空挺部隊は最初のスカッターチェックでステップロスすると(D1とかD2の結果)補充ポイントが貯まります。これ、一通り読んだ後でプレイしている最中に、他のユニットについても全戦闘でD1やD2が出ると補充ポイントが貯まるのかと思って、ルールを何度も確認してしまいました。勿論戦闘のルールの所では全く見つかりません。別のゲームだったかと、最近読んだルールをさらに確認。勿論ありません。首をひねりながらプレイを続けていて、何かの拍子に侵攻ターンのルールを読んで気が付きました。ちなみにVASSALモジュールでプレイしていましたので、空挺部隊の補充ポイントは自動的に貯まるために気が付いたことです。
また、大河川ヘクスサイドを通過するには、移動開始時に隣接している必要があります。退却も同じです。つまり、隣接していない場合は通過できません(橋は例外)。でも、これは「例外」とか書いていないんですよね。「大河川に隣接していない限り通過できない」という感じの書き方。そもそも、そんなルールにする必要があるのだろうか。これだと、韓信の背水の陣が全く意味を成しません。敵から見たら「韓信の奴、あんなところに陣を敷いて馬鹿な奴だ」ではなく「韓信の奴、逃げる準備をしているな」とか思われるだけです。
上記のスカッタールールは、まあバラバラになった兵が集まってきたからという意味があることはわかりますが。今一シモニッチはルールの整理が下手なんじゃないかと思う次第。
それでも、最初にプレイしたウォーゲームはタクテクスの「シェルブール攻防戦」、最初に買ったゲームはエポックの「史上最大の作戦」、唯一持っているビッグゲームはSPI/HJの「大西洋の壁」と、ノルマンディは私の原点です。プレイは続けています。