furikake nori

 昨日は、行きつけの医者で採血がありました。ですので、採血後に診察までの間、朝飯抜きで、血を抜かれた状態で、ボーっとしながら病院のテレビを見ていました。テレビではふりかけの話題をやっていました。飯テロです。

 ふりかけは、大正何年かに、日本人のカルシウム不足を補うために、薬剤師の人が販売を始めたそうです。戦後、食糧難の時に、栄養不足を補うために広がったとか。つまりサプリメントだったんですね。今ではいろんな種類のふりかけを売っています。

 そして、このふりかけは、日本食ブームに乗ってか、世界中でも販売されているようです。ハワイでは、このふりかけをかけるのは、ご飯ではなくポップコーンだとか。アメリカ人が「日本ではポップコーンにふりかけをかけないの?クレイジーだ」と言っていました。いやいや、クレイジーなのは君らだよ。まあ、アボカドを寿司ネタにする国だから・・・。とはいえ、食べずに非難するのはいけません。試してみました。スーパーで売っていたのは、バターしょうゆ味です。塩味は袋がでかすぎるので止めました。ハワイで使っていたのは「furikake nori」と材料表示されていましたので、のりたまです。

 ポップコーンをお皿に薄く盛り、のりたまをかけます。まあ、わかると思いますが、引っ掛かりがないのでのりたまは下に落ちます。手ですくってポップコーンのコーンの部分(凹んでいる)に載せて食べてみました。まあ、少し塩味がマイルドになった気がしないでもない。とはいえ、食べにくい。ポップコーン自体がもう少し脂ぎっていたらふりかけもくっ付くんでしょうが。

 さて、概ね食べ終わった後、ポップコーンの小さなカスとふりかけが残っていました。ふとひらめきました。これ、ご飯にかけるとおいしいのでは?

 試しました。まあ、普通でした。ポップコーンのカスはそれほどカリカリしていませんので、ご飯のふにゃと同じ触感でした。多少繊維質が取れたかもしれません。レタス2個分の繊維とか書いてありましたから。

 結論。ふりかけは熱々ご飯にかけるのがいい。