「ビジュアル版中世騎士の武器術」(新紀元社)

 今日は七草。前々からフリーズドライではなく、生を食べてみたいと思っていましたが、パックで売られているのを見たら、大根と蕪は根っこが付いていました。茎だけなら刻んで混ぜればいいと思ったのですが、根っこは?刻んで混ぜる?うーん。と、唸った後、いつものフリーズドライを買ったのでした・・・。

 

 薔薇戦争とか、ヨーロッパ中世も好きなので、当時の武器とかに関心があります。アマゾンで見た時に気になっていたのですが、本屋に行ったら平置きしていたのでつい買ってしまいました。「ビジュアル版 中世騎士の武器術」(ジェイ・エリック・ノイズ、円山夢久)。表紙写真から武器の扱いとか戦いについて書いてあるのかと思ったのですが、思ったよりガチだった・・・。

 日本も古武術とかありますが、ヨーロッパでもその手のものがあって、中世の騎士たちの戦いについて、研究と実践を行っているようです。で、その日本支部があるという・・・。すげぇ。知らなかった。実際には支部というよりは、単独で立ち上げた感じですが、多分支部的な扱いなのでしょう。しかも日本人もいるし、女性もいる。表紙の写真が女性っぽいなと思ったのですが、ガチで女性でした。しかも世界大会で3位。いるところにはいるものです。

 本の内容は、実際の武器の扱い方というより、もう実践。歩き方からストレッチの仕方も描いてあります。鎧の着方すらあります。思ってたのとちょっと違う。でも、名称とか参考になります。どちらかと言えばドイツ剣術のようで、ドイツ語の名称が多いです。

 日本の古武術は中国、朝鮮とは別の進化をしています。ヨーロッパは陸続きなので同じような進化をしたのでしょうか。それでもイギリスとか違っていてもいい気がします。そういったのを調べるのも案外面白いかも。

 さて、素手レスリング、ダガー、片手剣と立て、両手剣、ポールアームと戦い方が連続写真で示されていますが、まあさすがに実線はできないです。映画やマンガを見る時の参考にはなるかもしれません。ここ、違うとか。