統一教会の誠意とは

 私にとって、統一教会は、名前を変えても中身が変わっていないので旧とか付けずに統一教会のままです。前にも書いたけど取り合えず。

 

 ところで、コマンドマガジンの最新版が届きました。パラパラめくっていたのですが、ウォーゲーム・メカニズムでは帆船ゲームがテーマになっていました。他にも話していないメカニズムがあるというのに。完全に趣味でテーマを選んでいるな。今回の内容は(数回にわたるらしい)「SAILS of GLORY」と「CAPTAIN'S SEA」でした。「SAILS of GLORY」の方はアクチュアルウォーゲームなので、テーマとしてどうなのという気がします。コマンドマガジンの読者はあまりプレイしないでしょう。「CAPTAIN'S SEA」の方は、スクエアグリッドなので、まあね。一応はね。それより「Flying Colors」の方がよっぽどウォーゲームシステムの解説としていいような。まあ、今後やるのかもしれませんが。私も帆船ゲームが好きなので、まあよいのです。趣味で記事を書いても。でも、それは商業誌としてはどうなのとは思いますが。

 ちなみに私は「SAILS of GLORY」も「CAPTAIN'S SEA」も持っています。とはいえ、昨今手に入るゲームは大砲がありますが、私はどちらかと言えば「海皇紀」の世界をプレイしたい。まあ「海皇紀」でも大砲は出ては来ますがね。

 

 さて、統一教会に被害にあったある四国在住の人がメディアに出ていまして、それに対応するために勅使河原がわざわざ四国まで、その人に会うために出向いたそうです。ただ、前日にアポと取ろうとしてその人に断られたにもかかわらず、アポなしで突撃訪問したらしい。その後で、その人がメディアに出て「非常識だ」とか「何をされるかわからない恐怖を感じた」とか言っていました。メディア露出を止めようとして出向いたのに、逆効果になったわけです。

 これが、普通の会社が問題を起こし、その担当取締役が四国まで出向いたとなれば、誠意を見せてもらったという話になりそうです。統一教会もそれを狙ったのでしょう。後に「誠意を持って対応している」と言っています。何故、そうならなかったのか。

 多分、凝り固まった宗教人は、オウムの例に見るまでもなく、歴史上(十字軍、イスラムシーア派スンニ派の対立、カトリックカタリ派やフス派やプロテスタントに対する弾圧など)いくつもの暴力沙汰を起こしていますので、統一教会は何ら暴力事件を起こしていなかったとしても、同様に見られているのでしょう。それを統一教会は理解できていないのが、誠意の空回りの原因だと思われます。

 これ、北朝鮮にも当てはまります。北朝鮮は勿論宗教ではないですが(共産主義が宗教と同じという論理は置いておいて)。小泉元首相が訪朝し、何人かの拉致被害者が帰国したのは、北朝鮮側が誠意を見せたという事なのでしょう。もちろん北朝鮮から見たら。しかし、日本側は、それまで拉致はないと言っていた連中が手のひらを返して北朝鮮を責め始めたので、北朝鮮から見れば、誠意を見せたのに何だ、という感じなのでしょう。おかげで、態度が硬化しています。まあ、北朝鮮の方は、拉致という暴力を既に行っているのでアウトですけど。

 

 こういった誠意の空回りと、それによる対立の深化は歴史上でもよくあることです。統一教会には世間一般の常識を持った人がいないのでしょうね。まあ、所詮、宗教にハマる連中とはそういうものか。

 

(追記)

 昨日のジャギが強かったので、今日は休肝日です。