自作ゲーム「姉川の戦い」テスト中

 今日も雨でした。ここの所、土曜日が雨で洗濯物が外に干せません。こんな時は乾燥機を使うのですが、下着やタオルがシワになって好きではないんですよね。

 

 そんな中、今日の満天青空レストランでは宮崎でサクラマスの養殖に成功した名人(大学院生で社長)の話でした。マスってサケの仲間なので皮が美味しいんですよね。港で見ていた猫は、お魚貰えたんでしょうか。それと黄金色のイクラがすごかった。多分、来年の満天青空おせちの候補ですね。

 

 さて、前から書いていた「非ターン制活性化システム」の日本の合戦ゲーム「姉川」ですがマップもユニットもできたのでテストプレイしてみました。

 このシステムでは、双方主導権ダイス1D10を振って大きい方が差の分だけユニットを動かせます。そして次の主導権ロールの際には連続活性化した分だけマイナスのDRMが付きます。テストした段階では最大でも3連続で相手に主導権が移動していましたので、まあうまく動いていると思いました。動かせるユニット数もダイス差なので平均で5ユニットぐらいに落ち着いています。最大で11ユニット動かせる場合がありましたが(相手が主導権2回取っていて-2DRMで0と9が出た)、あくまで1回出ただけです。

 セットアップは通説のものを使いました。奇襲説のセットアップも用意しています。

 下図がセットアップ状態です。まあ、テスト用なのであまりきれいなマップではありません。それにわかりやすくするために背景にマピオンのマップを載せています(最終版は緑色にする予定)。

姉川の通説のセットアップ

 ユニット・カウンター数は75個、マップはハーフマップ(A2判)です。通説と言っても、陣杭の柳の所に信長本陣を置くと無茶苦茶ギュウギュウになります。なので、GJ34号の柿崎案に従って少し南に下げました。

 プレイ時間は1時間で、浅井・朝倉方の敗北でした。勝利条件は故リチャード・バーグの「Men of Iron」システムのように「除去ユニット数+1D10」が撤退レベルよりも大きくなった方が負けです。ちなみに浅井・朝倉方は1D10で9を出しました。ちょっと早いかもしれません。下図が敗北時の状況です。

第1回テストプレイの最終場面

 このゲームでは攻撃時に敵ユニットに隣接する味方ユニットの数がDRMになります。ですので、できる限り接敵した上で攻撃するとお得です。ユニット数が多い織田方は戦闘力は落ちますが、数の面で少し有利です。浅井勢は押しまくられてしまいました。一方徳川方も戦闘力優位で押しまくっています。

 

 ちなみに第2回テストプレイでは織田・徳川方が敗北しました。今度も撤退チェックの1D10で9が出た・・・。賽の目が少し極端かも。

 でも、今度は浅井勢はまとまって織田勢の側面から少しずつユニットを除去していったので勝てたようです。織田勢はもう少し翼を広げて浅井勢に側面に取り付かれて包囲されないようにした方がいいかもしれません。

 なお、徳川家康は突出して浅井長政と勝負し除去されていました・・・。勝利条件を少し考えた方がいいかもしれません。戦闘力が高い徳川家康浅井長政は前線に出したくなります。

 

 主導権側が動かせるユニット数がダイス差ですので、平均的に5ユニットになります。そうするとどうしても戦闘力が高い徳川や浅井を中心に動かしたくなります。あ、ボンバ式に活性化して動かしたユニットは全ユニットが活性化するか両陣営がパスするまでもう活性化できないというルールではありません。1回の主導権では1回しか動かせませんが、次も主導権を取ったら同じユニットを動かせます。連続3回主導権を取れば、同じユニットを3回連続で動かせます。それでも移動力は3なので、9ヘクスしか動かせませんし強ZOCなのでEZOCにつかまると抜け出せません。

 そんなわけで織田勢や朝倉勢はどうしても待ちの姿勢になってしまいます。その辺、改良の余地がありそうです。

 

 まあ、取り合えず何とかなりそうです。近いうちに公開できるかもしれません。