南軍は西から崩れたのかも

 ニュースを見ていたら、4000万円もの給付金を1人に送金したが、その男が返還しないという事をやっていました。24歳の男が4000万円も何に使ったのか、もう持っていないので裁判でも何でもやってくれという感じのようです。この男は空き家対策かなんかの政策に乗って1年半ぐらい前にこの街にやってきたそうです。もしかしたら闇金から逃げていたが4000万円手に入ったので返してしまったのかも。闇金の怖いお兄さんより小役人の方が怖くないでしょうから。ま、想像ですが。

 

 『The War for the Union』のテネシー1862シナリオをやっていますが、フルでルールを使うという事で読み直しながらやっています。あまり進みません。結構細かいルールを適用していなかったようです。

 さて、このシナリオでは、何もしないと北軍の決定的勝利になります。なので、南軍は攻撃しないといけません。シナリオスタート時はテネシー州の北のケンタッキー州に一歩足を踏み入れた南軍が「ケンタッキー防衛ライン」を築いています。とはいっても西のコロンバスから東のボーリング・グリーンまで兵力を薄く配置しているだけですが。

 史実では、コロンバスとボーリング・グリーンの中間のヘンリー砦とドネルソン砦を北軍のグラントが襲い、そのまま南へ進軍しました。慌てた南軍のA.S.ジョンストンが兵力を遥か南のコリンスに移動させて発生したのがシャイローの戦いです。

 思えらく、ここでケンタッキーからテネシーまで兵を引いたのが南軍の西部戦域での敗退の一歩で、さらにこれが南軍の敗北の原因にもなったのだと思います。

 で、マップを見ると、ヘンリー/ドネルソン砦を攻撃している北軍のグラントに対し、コロンバスにいる南軍のポーク、ボーリング・グリーンにいる南軍のジョンストン、メンフィスにいる南軍のブラッグ。この配置、どこかで見たことがあります。そう、「銀河英雄伝説」のアスターテ会戦(もしくはダゴン会戦)と同じ配置です。もう、こうなったらグラントを三方向から包囲するしかない。下手するとアスターテのように撃破されますが。何しろグラントは積極的指揮官なので1ターンに2回も攻撃できます。