『Hatten in Flames』シナリオ1のプレイ

 知床沖の海難事故で沈没した観光船が見つかったとのことですが、海底120mと聞いて引き上げるのが大変そうだなと思ったのでした。それでも沈船の中に閉じ込められた人がいるかもしれないので、それを確認しないと無駄に海上捜査を長引かせることになると思います。国後島側に流された可能性もありますが、ロシアとは微妙な関係なのでこちらも大変です。

 

 道志村で行方不明になった女の子のものと思われる頭骨の一部と左右の靴、靴下が見つかったとのこと。報道番組を見ていると、何度も探したところなので今更見つかるのはおかしい、誰かが後から置いたのでは、と言った語調のものがありました。靴が見つかったのは林道からさらに涸れ沢の上流の方に奥に行った所だそうです。そんなところまで捨てに行くとは思えません。なんか事件にしたがっている気がしました。捜査でそういった先入観を持つのは危険です。見つからなかったとは言いますが、下ばっかり見ていなかったでしょうか。人間、案外、見えない部分があります。頭の上の方も探したのでしょうか。木に引っかかっていたとかなかったのでしょうか。「不可能なものを除去していって残ったものは、どれほどあり得ないことだとしても事実である」なのです。

 

 『Hatten in Flames』のシナリオ1は、7か所の建物をアメリカ軍が占領すれば勝ちです。なお、M18が生き残っていれば(移動可能、未帰還、未捕獲なら)6か所に減らせます。ドイツ軍でM18を撃破できる可能性があるのはPSKとDCが1つずつです(75mmINFもありますが)。後は積雪によるボグ。これが最初の悩みの種でした。ルール上では積雪はボグ判定するようです。で「除雪道路」は不要なようですが、どれが除雪道路?TECに載っていませんしB章でも載っていません。そもそもB章ではE章の天候に関しては未対応のようです。取り合えず全部ボグ判定しました。敵がやってくるというのに除雪作業しているとは思えませんし。むしろ雪を固めて道路障害物にしそうです。

 前に勉強した防御側の初期配置の仕方に従って、75mmINFを後方に、MMGをやや後ろに、その他を前方に配置しました。PSKは最初にやられないように少し後ろです。勝利条件ヘクスのうち、3つは最前線にありますので、これは3ターン目ぐらいには放棄して下がる予定です。ドイツ軍右翼が少しスカスカですが、勝利条件ヘクスが中央にあること、前線の部隊はいずれ下げること、枯れた果樹園で見通しがありMMGで狙えることからこの配置です。

 アメリカ軍にはBAZ、MTRがあります。ドイツ軍のAFVは出てこないので、BAZは建物攻撃専用です。最初に勝利条件ヘクスにぶっ放せる位置に置きました。またMTRも同様ですが、建物内に配置できませんので、建物の陰になる場所に配置しました。3両のM18は3つの道路に分かれるように配置しました(紫の矢印)。

初期配置

 さて、アメリカ軍先攻です。

 そこでふと思ったのです。ボグ上等で建物に突っ込んじゃえばいいのでは?最悪3両ボグっても回復できるかもしれないし、7か所落とせばいいし。それよりドイツ軍の臨機射撃を止めた方が得では?

 ドーン!やっちゃいました。

 下図がアメリカ軍移動フェイズ終了時です。

第1ターン アメリカ軍移動フェイズ終了時

 そして、退却とか白兵戦とか終わって、ドイツ軍ターンになった時です。

第1ターン ドイツ軍開始時

 なんというか、酷い有様です。

 そして第2ターン開始時です。

第2ターン アメリカ軍開始時

 ドイツ軍の逃げ場がないので、中央の建物に集まっちゃっています。

 しばらくプレイしていなかったので、どうも勘が鈍ったのでしょうか。

 それにしても建物に籠った敵に対して「戦車でドーン」が結構使えます。確率的には1/2ぐらいでボグるんですが。まあ、建物に突っ込む前に道路でボグった奴もいましたが。多分、ドイツ軍が道路障害用に大きな雪だるまでも作っていたのでしょう。